2005年5月24日にリリースされた、リアーナのデビュー曲「Pon de Replay」
出典:Rihanna
気づけば15年も経過していたと思うと、驚異です。この曲が世に出回ったのなんて、つい最近のこと…(と、まではいわないけど👴)
昨今、再ブームを迎えたダンスホールですが、同曲含め、2000年代中期にもヒットが続出したのを記憶しております。
そのキッカケとなった(と思われる)のが、前2004年に登場したケヴィン・リトル(Kevin Lyttle)の「Turn Me On」という曲。以降、ダンスホール、レゲエ、そして新たなジャンルを確立したレゲトンなんかが出てくるワケです。
その流行に乗っかって、しかもJay-Zの後押しもあって出てきたリアーナを、当時は「まあ一発屋だろうな～」って鼻で笑ってた、というか(むしろ)好きじゃなかった。
出典:Official Teairra Mari
同時期に、しかも同Jay-Zのプロデュースでデビューしたティアラ・マリー(Teairra Mari)っていう娘がいて。個人的にはこっちの方が好みだったんですけど、小ブレイクもしないまま、アルバム1枚残して消えていきました…
出典:Rihanna
一方のリアーナは、翌2006年2月にリリースした次作からのシングル「SOS」で、全米1位を獲得。この時点で「一発屋」疑惑(？)は免れる…どころか、「Unfaithful」(6位)、「Break It Off」(9位)と、TOP10ヒットを3曲連続で放つ大快挙を達成。
出典:Rihanna
ビジュアル、サウンドを一新した2007年の「Umbrella」で不動の人気を得て以降、トップの座をキープしたままデビュー15周年を迎えてしまいました。
全米チャート(Billboard HOT100)での首位獲得数は14曲。ビートルズ(20曲)、マライアキャリー(19曲)、エルヴィスプレスリー(17曲)に次ぐ歴代4位に就いております。
出典:Rihanna
アルバムトータルでは、現時点での最新作『Anti』(2016年)が個人的最高作。何が凄いって、枚数を重ねる毎に作品の質が良くなっていくってこと。4年もリリースを渋ってるのは、納得いくに至るレベルが高いから、カモしれない。
もちろん、それだけではなく…
出典:@badgalriri
というか、最大の理由は自身が手掛けるブランド『FENTY BEAUTY(フェンティビューティー)』のアイテムが売れに売れまくってるから、でしょう。どれだけ売れてるのか、その数字に驚愕
UKミュージシャンの長者番付、リアーナが上位に初登場https://t.co/DwSagp1UV2#Rihanna #RichList
— BARKS編集部 (@barks_news) May 14, 2020
出典:@barks_news
なんと、4年もアルバムをリリースせずして推定資産は約612億円。このうち、約459億円がフェンティの売り上げだっていうから驚かされます。そりゃあ、アーティスト活動よりコスメのプロモーションに熱を入れるわな～(って)
というか、この関連の記事で(いまさら)知ったのが、リアーナがロンドンに移住していたってこと。おそらくブランド活動を優先しての、だと思われるけど、ちょっとイメージと違うんだよな～
出典:Calvin Harris
英国に染まった挙句、音の方もその路線で帰ってくる…なんてことにならなければいいけど。まあ、何にせよ新作のリリースが待ち遠しいです。
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