今回の外出自粛期間には、ドラマや映画、バラエティ番組からアーティストのコンサートツアーなど、過去のヒット作品が続々無料配信されておりますが。
(少年)ジャンプチャンネルでも、ドラゴンボールZやスラムダンクといった90年代の名作を観ることができまして。その流れで、ハイスクール奇面組やシティハンター、そして表題のキャッツアイといった80年代モノにものめり込み…
出典:TMSアニメ55周年公式チャンネル
ここ2~3日は、ほぼアニメ漬け(?)です。
キャッツアイが放送されていたのは、今から37年前の1983年。当時おっさんは3歳で、(当然)リアルタイムでは観ておらず。バブル期に放送されたシティハンターも、うる覚え程度…
しかし、主題歌は馴染みがある…どころか、歌詞を見ずともフルコーラス歌えるレベルに達してます(?)。というのも、80年代前期の杏里の作品を狂うほど聴いたから…
出典:amazon
「Cat’s Eye」が収録されたアルバム『Timely』(1983年)には、もうひとつの代表曲「悲しみがとまらない」も収録されていて。アルバムチャートでも自身初の1位を獲得したんですけど。
むしろ、角松敏生が手掛けたその他の9曲の方が秀逸で(※個人的主観です)。歌謡曲感が強いこの2曲はちょっと浮いちゃってる、ような気がしないでもない。ちなみに、アルバムの1曲目を飾る「Cat’s Eye」は、角松氏がフュージョン風に焼き直したリミックスバージョンが収録されております。
出典:amazon
『Timely』も無論良いアルバムなんだけど、「Cat’s Eye」の大ヒット前夜にリリースされた前作『Bi・Ki・Ni』(1983年)は、それを上回る捨て曲ナシの大傑作。
A面は全曲角松氏が、B面を杏里と小林武史による楽曲で占めた、AOR~フュージョン通の方には言わずと知れた名盤で、アップからスロウまで完璧としかいいようがない仕上がりです。どのアーティストにもいえることだけど、大ブレイク寸前のアルバムって一番良かったりする(※個人的主観です)。
その『Bi・Ki・Ni』を超えるのが、前年の『Heaven Beach』。
詳しくは、コチラにも綴っております🏝
話をキャッツアイに戻し、OPではなくED曲「Dancing With The Sunshine」について少々物申したいんですけど。
出典:xLiebenswert5
この曲も「Cat’s Eye」と同じ小田裕一郎氏が手掛けたナンバーで、アニメでは曲に合わせてレオタードでエクササイズする3姉妹が話題になった、というか少年誌とは思えないエロさを醸し出しているんですけど。
曲自体、なかなかアダルティな仕上がりで。杏里のボーカル、小田氏のサウンドプロダクション共に、他曲と比較しても“意外性”に満ちております。アニメ用に作られたのか?詳細は定かでないものの、オリジナルアルバムには収録されずじまい。たしかに、どのアルバムにも馴染まない違和感はある(ような…)
出典:amazon
唯一収録されたのが、3年後の1986年にリリースした謎のベスト盤『THE 杏里』。タイトルからしてヤッツケ感満載ですが、選曲も取っ散らかってます。「Cat’s Eye」はなぜか先述のリミックスバージョンだし…
昨今では動画サイトやストリーミングサービスでお手軽に聴くことができるけれど。当時はシングルかこのベスト盤でしか聴けない、ある意味“レア曲”だったワケで。そう思うと感慨深く、何度もリピートしている今日この頃です(※オチなし)
ライブでもまったく歌われないのは、本人的にも「封印したい過去」なのかな~(?)。「Cat’s Eye」も、制作時には「アニメの歌なんて冗談じゃない」って嘆いてたみたいだし…
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