脱毛にはいくつか種類がありますが、それぞれにメリット・デメリットがあり、脱毛後の肌トラブルも様々。
ワックス脱毛後のトラブルとしては、肌の炎症、皮膚の剥離、それから表題の「埋没毛(埋もれ毛・イングロウン)」があります。
埋没毛とは?
本来先に生えてくる(成長する)毛よりも先に皮膚が再生してしまい、下から生えてくる毛が皮膚の下に埋もれてしまう現象です。
出典:あべのハルカスの形成外科専門医
特に、皮膚の柔らかい部分(脇や腹、デリケートゾーンなど)に起こりやすいとされています。
膨らんだ肌の中に毛が埋もれている状態で、痛みはないものの“ビジュアル的に”気がかりで
無理やり掘り起こしてしまう方も多いようです。
無理に出そうとしないで…
毛抜きでムリヤリ出そうとすると、皮膚が傷つき出血して傷痕が残ったり、毛嚢炎になることもあります。
SNSや動画投稿サイトで「埋もれ毛」で検索してみると、かなりグロテスクな画がアップされていたりしますが
エンターテイメントとしては面白みがあるものの(?)行為としては絶対にマネしてはいけないものもあったりして危険。
では、症状が現れた際どうすればいいのか?
自然に出てくるのを待ちましょう
皮膚の再生と共に埋没毛も表面に出て抜け落ちるので、無理やり抜くよりは放置した方が無難です。
また、ニキビのような症状が出ていたらそれは埋没毛ではなく「毛嚢炎(もうのうえん)」の可能性も考えられます。
出典:LUCIA CLINIC
毛嚢炎は「細菌感染で毛包や毛嚢に炎症が起こる状態」なので、自己判断ができない場合はすぐ皮膚科の先生に相談しましょう。
ネットの情報は鵜呑みにしてはいけない…
ピーリング処理も賛否両論
埋没毛治療には「ピーリング処理」も挙げられていますが
出典:カズチャンネル
脱毛後の肌には負担が大きいことから、「埋没毛治療には適さない」との見解もあり
また、使用する商品や使い方によっては肌荒れの原因になってしまうこともあるとのことです。
ピーリング処理する場合も、セルフではなく皮膚科での治療をおすすめします。
なお、皮膚科で治療する場合は「美容目的」になるので、保険が適用されないのもデメリットとして挙げられていました。
埋没毛を防ぐには?
埋没毛の対策として最も効果的なのが、毎日の保湿。
それから、施術後1週間~10日が経過した頃からスクラブクリームでマッサージしていただくと、角質が除去されて肌が柔らかい状態になり埋没予防になります。
埋没毛は角質層が厚くなることが主な原因とされているので、スクラブケアと日々の保湿が効果的とされています。
「何を使ったらいいか分からない」という方には、スクラブクリームを店舗でも販売しておりますのでお気軽にお問合せください。
東京都新宿区西新宿7-1-7
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