今年の7月にサブスク解禁された菊池桃子の楽曲陣
デビュー盤『Ocean Side』(1984年)がシティポップ・シーンで注目されていたので、さっそく視聴からのブログネタにさせていただきました。
たしかに評価通りのいいアルバムだったので、以降の作風はどんなものかと2nd『TROPIC of CAPRICORN』(1985年)~3rd『ADVENTURE』(1986年)も制覇。
『TROPIC of CAPRICORN』は、最大のヒットシングル「卒業」がオープニングに抜擢されています。
出典:菊池桃子のYouTubeラジオ『今日もお疲れ様です。』
曲単体ではいうまでもなく傑作なんですけど、2曲目以降やアルバムのトータルバランスからすると、若干浮いているというか、詰め込んだ感が否めず。商業的な成功からすればシングルの収録はマストだし、諸々事情があるんでしょうけど(ね…)
出典:菊池桃子のYouTubeラジオ『今日もお疲れ様です。』
個人的には終盤のバラード2曲がハマりました。「愛のSurf Break」はデバージの「Who’s Holding Donna Now」を下敷きにしたスロウジャム、「南回帰線」はワムの「Careless Whisper」を彷彿させる哀愁メロウ(か?)
出典:菊池桃子のYouTubeラジオ『今日もお疲れ様です。』
「Careless Whisper」は前84年から85年にかけて、「Who’s Holding Donna Now」は同85年にヒットしたので、流行のおさえ方が絶妙というか、仕事が早いです。
出典:菊池桃子のYouTubeラジオ『今日もお疲れ様です。』
『ADVENTURE』は、タイトル曲がシティポップ関連のプレイリストに厳選されていたりとマニアの間でも人気を博している模様。人気も納得のクオリティで、桃ちゃん(桃ちゃん?)の持ち味である透明感も十二分に活かされております。
『ADVENTURE』の中では、そのタイトル曲と8曲目の「Good Friend」が1、2位を競う(個人的)好曲。
出典:菊池桃子のYouTubeラジオ『今日もお疲れ様です。』
イントロから馴染みが、というかもの凄い既存感が!と、記憶を蘇らせてみたら…
これでした。バーナードライトの「WHO DO YOU LOVE」
この曲も1985年のリリースですが、前の2曲ほど売れてはいない、日本では(失礼ながら)知名度の低い曲でして、むしろこのテイストを再現した林哲司氏に感服。懐かしさに(も)グっと込み上げるものがありました。
出典:amazon
「WHO DO YOU LOVE」を知ったのは、『The Groove Lounge After Hours』というコンピレーションアルバム。大学卒業した直後だから、2003~04年あたり(のリリース)だったと思われます。
出典:Jay-Z
当時は80年代ファンクにまったく興味がなかったんですけど、Jay-Zの「Can’t Knock The Hustle」ネタで有名なメリサモーガンの「Fool’s Paradise」(1986年)が収録されている…だけでなく、¥1,040(だったかな?)という破格に即買いし、以降ブラコンにハマりまくったというエピソードがあります。
このシリーズはその他『The Groove Lounge』、『Groove Lounge 3』の2作がありまして、いずれもおっさんのバイブルです。コンピレーションCDやクラブで好きな曲を探す、そんな時代もそれはそれでよかったな~なあんて。
出典:菊池桃子のYouTubeラジオ『今日もお疲れ様です。』
ちなみに、「Good Friend」の次曲「Mystical Composer」も聞き覚えのあるサウンドプロダクションなんですけど、その曲が「何なのか」が出てこないっていう。
『Groove Lounge』シリーズにも収録されていそうな同時期のブラコンネタであることは間違いないんですけど、なんだったかな~
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