10日ほど前にアメリカの年間チャート(Billboard Year-End Chart)が発表されました。
ソングに続いてはアルバム
【2025年米ビルボード年間アルバム・チャート】テイラー・スウィフト『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』で通算5作目の首位、集計対象は1週のみ https://t.co/PJjOEzru2L
— Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) December 10, 2025
長々と記事を書かせていただいたので、深読みしたい方はこちらもどうぞ…
2025年度の集計期間は、2024年10月26~10月18日付まで
(頼まれていないけど)ここでは上位10作をご紹介します!
1位:テイラー・スウィフト『The Life of a Showgirl』
出典:Taylor Swift
リリースは10月3日で、10月18日付で1位に初登場。上記の通り、今年の集計期間は2025年10月18日付までなので…
登場1週のみの記録で年間1位を獲得してしまったわけです。
初週のユニット数は歴代最高の400万超え。これが凄いと称賛する人と、(戦略諸々)やりすぎと非難する人と、見解は様々…
2位:モーガン・ウォーレン『I’m the Problem』
Morgan Wallen
テイラーの登場により年間チャートでは2位におさまりましたが、5~8月まで通算12週間首位を獲得する大ヒットとなりました。
アルバムからは9曲がTOP10入り、うち2曲が首位を獲得しています。
全37曲というボリュームがヒットの要因(ストリーミング再生数)でもありますが、複数のパッケージやデラックス盤で稼がないのがモーガンの男気でもある(?)
3位:シザ『SOS』
出典:SZA
曲数の多さでロングヒットしたといえば、このアルバムもしかり。
オリジナルの23曲に加えて、昨年末にはデラックス盤に位置づけられるアルバム『LANA』のリリース効果でさらにボリュームアップ(+19曲)
これらのポイントが全て『SOS』に加算されたことで、3年連続の年間TOP10入りを果たしたという経緯があります。
4位:ケンドリック・ラマー『GNX』
出典:Kendrick Lamar
そのシザとデュエットした「Luther」が13週間1位を獲得(年間2位)して、2月に開催されたグラミー賞で主要2部門受賞、同月のスーパーボウルではパフォーマンスによる反響も大きく
まさに“今年の顔”ともいえる大活躍を遂げたケンドリック・ラマー。
『GNX』からは、「Luther」の他にも「tv off」(2位)、「squabble Up」(1位)の2曲が週間チャートでTOP2入りしています。
5位:サブリナ・カーペンター『Short n’ Sweet』
出典:Sabrina Carpenter
リリースは昨年8月で、2024年の年間チャートでは26位にランクイン。今年2月にデラックス盤をリリースしたことで再燃、3月には2位にリエントリーしました。
アルバムからは、「Espresso」(3位)、「Please Please Please」(1位)、「Taste」(2位)の3曲がTOP3入り。
今年は新作『Man’s Best Friend』のジャケ写やヒールで畳騒動など、ゴシップでも沸かせていました(?)
6位:テイラー・スウィフト『The Tortured Poets Department』
出典:Taylor Swift
2024年の年間1位を獲得したこのアルバムも、昨年末にデラックス盤『The Anthology』のフィジカルがリリースされたことで翌12月に返り咲き、今年の集計期間に入ってからも上位にしばらくランクインしていました。
デラックス盤の収録曲を含めた曲数は35曲。CD、LPの種類も豊富で、印象に残るアルバムというよりは“戦略勝ち”といったところ(※個人の感想です)
7位:モーガン・ウォーレン『One Thing at a Time』
出典:Morgan Wallen
リリース年の2023年が1位、昨年の年間チャートでは3位、そして今年は7位に、3年連続で年間TOP10入りしました。
2ndの『Dangerous: The Double Album』は、21~24年まで4年連続で年間TOP10入り、首位獲得週は3作連続で10週間以上を記録するなど…
・『Dangerous: The Double Album』(10週間)
・『One Thing at a Time』(19週間)
・『I’m the Problem』(12週間)
2020年代は「モーガン無双時代」といえよう(?)
8位:バッド・バニー『DeBÍ TiRAR MáS FOToS』
出典:Bad Bunny
ラテン界を牽引するバッド・バニーの6thアルバム。アメリカというよりはグローバル・スター的な立ち位置で、本作やMVの再生数をみると、上記のアーティストより倍以上稼いでいたりする(作品もある)。
アルバムからは「DtMF」(2位)、「BAILE INoLVIDABLE」(3位)、「NUEVAYoL」(8位)の3曲がTOP10入り。
来年2月に開催されるスーパーボウルのハーフタイムショーに出演予定で、次年度も引き続きヒットしそうです。
9位:ビリー・アイリッシュ『HIT ME HARD AND SOFT』
出典:Billie Eilish
フィジカルやデラックス盤を乱発せず、ストリーミングもわずか11曲で勝負したビリー・アイリッシュの3rdアルバム。
グラミーの主要部門受賞は逃しましたが、各音楽メディアからは高い評価を獲得しています。
アルバムから大ヒットした「Birds of a Feather」の功績も大きいかな…
10位:チャペル・ローン『The Rise and Fall of a Midwest Princess』
出典:Chappell Roan
色んな意味で話題を集めた、チャペル・ローンのデビュー作。
アルバムからは、5年前にリリースされた「Pink Pony Club」(4位)も今年の年間チャートで10位に、Wランクインを果たしています。
ストリーミングがポイント化されてからは、SNSでブレイクした曲が数年後(もしくは数十年後)にヒットするなんてことも珍しくなくなりました(ね…)
ということで、2025年の年間TOP10アルバムをさらっとおさらいしてみました。
1位~100位はこちら
来年はテイラーがデラックス盤を出して2年連続年間1位、なんてこともあり得るかもしれない…
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