そんなことを以前もボヤいていましたが
先日、同じような思いに駆られることがあったので少々…
以下、最新のビルボードチャート(Hot 100)でして
【米ビルボード・ソング・チャート】テイラー・スウィフト「アンチ・ヒーロー」通算7週目の首位、ザ・ウィークエンド／ビヨンセがTOP10入り https://t.co/C00LFPNxy8 pic.twitter.com/oHTLf178ws
— Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) January 10, 2023
TOP10にはザ・ウィークエンド(The Weekend)の曲が2タイトルランクインしました。
出典:Metro Boomin
6位にランクインした「Creepin’」はメトロブーミン名義の曲で、ウィークエンドは客演ボーカリストとして存在感を放っております。
聞き覚えのあるイントロは
出典:enyatv
エンヤの「Boadicea」(1987年)をサンプリングしたんだね、と思いきや…
ウィークエンドのボーカルにたどりつくと
出典:Bad Boy Entertainment
ネタ使いしたのはマリオワイナンスの「I Don’t Wanna Know」(2004年)だったと気づく。
(ちょっと)ややこしいですが「I Don’t Wanna Know」にサンプリングされたのが「Boadicea」で、「Creepin’」は実質上その2曲をネタ使いしてるってことになるワケなんですけど
Metro Boomin’s ‘Heroes & Villains’ is now available on Vinyl pic.twitter.com/bsBUKUfkte
— NFR Podcast (@nfr_podcast) December 19, 2022
出典:@nfr_podcast
クレジットをみると「Boadicea」は省略されていて「I Don’t Wanna Know」をサンプリングしているっていう、そういう認識みたいです(たぶん)
「I Don’t Wanna Know」がヒットしたのはおっさんが24歳の2004年で、かれこれ約20年前のことなんですけど
前述のマルーン5は「そんなに前って感覚がない」とボヤいていましたが、マリオワイナンスとなると(？)その名前自体が懐かしく記憶を蘇らせてしまいました。
ちなみに「I Don’t Wanna Know」をはじめて聴いた時にもノスタルジアに浸りまして
出典:Fugees
それは、1996年にヒットしたフージーズの「Ready or Not」にもエンヤの「Boadicea」が使われていたからです。
経緯をまとめると…
「Ready or Not」にハマる(1996年)
「Boadicea」を掘りあてる(1996年)
「I Don’t Wanna Know」のヒットで両曲を思い出す(2004年)
「Creepin’」のヒットで3曲を思い返す(2023年)
という流れ(…か？)
巡り廻ってとはまさにこのことで、いい曲を思い出させてくれるだけでなく次の世代にも受け継いでいくアーティストたちの業に敬意を表したいです。
ちなみに
出典:The Weekend
8位にランクインしたもう1曲の「Die For You」は2016年にリリースしたアルバム『Starboy』の収録曲で、近年Tik Tokでバイラルヒットしたことを機に上位ランクインを果たしたという経緯があります。
出典:@emmabarnett
昨年ドラマがキッカケでヒットしたケイトブッシュの「Running Up That Hill (A Deal With God)」(1985年)なんかもそうだけど、昨今“いろんな形”で掘り起こされる曲があるな～と
そんな想いを綴ってみました(え？)
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