気がついたら2021年も6月…下旬
今年も早、上半期チャート予想の時期がやってまいりました。
というかすっかり過ぎていました…
ビルボードチャート(HOT100、Billboard200)は、前年の12月~同年11月末までがその年の集計期間になります。つまり、今年は2021年12月1日~2022年11月30日までが対象期間。
【米ビルボード・ソング・チャート】
「ファースト・クラス」通算3週目の首位
1位 ジャック・ハーロウ
2位 ハリー・スタイルズ
3位 ケンドリック・ラマー
4位 フューチャーft.ドレイク&テムズ
5位 ケンドリック・ラマーwithブラスト&アマンダ・ライファーhttps://t.co/Uq1cReJqiX#Hot100 pic.twitter.com/YAzxG3lyCH— Billboard JAPAN 洋楽 (@BillboardJP_INT) May 24, 2022
2022年の上半期は5月28日付チャートで終了。ということで今年も(誰にもたのまれてないけど)前期に流行ったタイトル10曲・10枚をピックアップしてみたいと思います。
まずはシングル(HOT100)
出典:Glass Animals
グラスアニマルズ「Heat Waves」
グラスアニマルズは、イギリス・オックスフォード出身の4人組ロックバンド。リリースは2年前の2020年6月で、ロックダウン中に撮影されたMVの反響やTik Tokのバイラルヒットでジワジワ上昇し、2021年11月13日付でTOP10入りした後、今年の3月12日でようやく首位に到達しました。上半期までのランクイン数は70週で、そのうち5週間1位を獲得しております。
出典:The Kid LAROI
ザ・キッドラロイ&ジャスティンビーバー「Stay」
リリースは昨年の7月で、同月24日に3位にデビューしてから翌8月~10月まで計7週1位を獲得。今年の5月14日まで43週連続でTOP10にランクインし続けました。TOP10のランクイン累計は44週で、2020年から21年にかけて57週を記録したザ・ウィークエンドの「Blinding Lights」に次ぐ歴代2番目についております。昨年の年間チャートでは12位にランクインしていて、集計割れしなければ年間1位は間違いなかった(かも)。
出典:Ed Sheeran
エドシーラン「Shivers」
リリースは昨年9月で、翌10月に収録アルバム『=』が発売されたことでストリーミングが上昇。最高位は4位で、10月23日から今年の3月19日まで非連続ではありますがTOP10に長くランクインし続けました。後述の前シングル「Bad Habits」とダブルエントリーして、今作も絶好調のエドシーラン。前作から4年の間にパパになりました。
出典:Adele
アデル「Easy On Me」
10月30日で1位に初登場してから1月29日まで非連続で計10週の1位を獲得した、アデルの復帰作。HOT100での首位獲得は5曲目で、2015~16年に同10週を記録した「Hello」と並ぶ自己最長記録も達成しました。首位獲得週は自己最長を記録するも、ピークを過ぎた後の落ち具合がちょっと早かったかな~ということで年間首位はキビしいかも。
出典:Kodak Black
コダックブラック「Super Gremlin」
リリースは昨年の10月末で、1月15日にTOP10入り(10位)してから2月に収録アルバム『Back for Everything』を発売したことで3月19日に3位まで上昇し、5月7日までの約5か月間ランクインし続けました。2017年に最高6位を記録した「Tunnel Vision」で注目を集めたコダックブラック。一発屋感否めずでしたが(?)5年越しの再ブレイクでメデタシ。
出典:GAYLE
ゲイル「abcdefu」
ゲイルは2004年生まれ、若干18歳のシンガーソングライターで、この曲は彼女のメジャーデビュー曲。リリースは昨年の8月で、リミックスやTikTokのバイラルヒットを受けて先にヨーロッパ方面でヒットし、全米では今年1月22日にTOP10入りしました。全米での最高位は3月5日の3位ですが、イギリス、ドイツ、オーストラリアなどそのほかの主要国では1位を獲得しております。
出典:Justin Bieber
ジャスティンビーバー「Ghost」
アルバム『Justice』から6曲目のシングルとして昨年9月にリリースされ、今年の2月19日にTOP10入り(9位)した後、4月2日に5位まで上昇しました。TOP3入りは逃したものの、5月7日までの3か月間上位をキープしております。初登場からTOP10入りするまでの期間は20週で、スクリレックス&ディプロとの「Where Are Ü Now」(2015年)の18週を上回る自己最長記録も更新しました。
出典:Ed Sheeran
エドシーラン「Bad Habits」
リリースは昨年の6月で、翌7月10日に5位で初登場してから8月28日に2位まで上昇。2021年の全米年間チャート15位、本国全英では年間1位に輝きました。前述の「Shivers」と同じく、10月に収録アルバム『=』がリリースされたことで再燃して今年の3月19日まで非連続でTOP10にランクインし続けました。「Stay」同様、集計割れしなければ年間TOP3はかたかったかな。
出典:Latto
ラトー「Big Energy」
ラトーは、アトランタ出身のフィーメールラッパー。3月末に同曲を収録したアルバム『777』、それからマライアキャリーとDJキャレドがゲスト参加したリミックスをリリースしたことでポイントが急増し、翌4月9日で3位に初のTOP10入りを果たしました。ヒットには貢献したものの、HOT100のルール上オリジナルのポイントを上回らなければリミックスの記録は認定されず、マライアは久々のTOP10入りを逃してしまいました…
出典:Lil Nas X
リルナズX&ジャックハーロウ「INDUSTRY BABY」
リリースは昨年の7月で、翌8月7日に初登場2位を記録した後、9月に収録アルバム『Montero』を発売したことで登場12週目の10月23日に1位を獲得しました。首位は1週のみですが、今年の1月15日まで5か月間(非連続)TOP10にランクインしております。『Montero』からはタイトル曲も1位を獲得。4曲目のシングル「Thats What I Want」も今年8位を記録しました。
出典:DisneyMusicVEVO
もったいなかったのは、映画『ミラベルと魔法だらけの家』からヒットした「We Don’t Talk About Bruno」。昨年のクリスマスにディズニー+で配信が始まったことで人気が爆発し、2月5日から3月5日まで5週間1位を獲得しました…が、ストリーミングとセールスは高かったものの、ディズニー作品はラジオでのプロモーションを積極的にしないので、エアプレイが伸びず権利上(?)の問題でロングランできませんでした。
出典:Harry Styles
下半期は、現在トップ争いをしているハリースタイルズの「As It Was」とジャックハーロウの「First Class」あたりが上位に食い込みそうな予感。
続いてはアルバムチャート(Billboard200)ですが…
【米ビルボード・アルバム・チャート】
ケンドリック・ラマー堂々の初登場1位、
TOMORROW X TOGETHERが自己最高4位
1位 ケンドリック・ラマー
2位 バッド・バニー
3位 フューチャー
4位 TOMORROW X TOGETHER
5位 モーガン・ウォレンhttps://t.co/7ONzTPNJG0#Billboard200 pic.twitter.com/0fsF17X0MF— Billboard JAPAN 洋楽 (@BillboardJP_INT) May 23, 2022
アデル『30』
サウンドトラック『ミラベルと魔法だらけの家』
モーガンウォレン『Dangerous: The Double Album』
ドレイク『Certified Lover Boy』
ドージャキャット『Planet Her』
オリヴィアロドリゴ『Sour』
ガンナ『DS4EVER』
エドシーラン『=』
リルダーク『7220』
ザ・ウィークエンド『The Highlights』
ユニット数とランクイン週から上位10作を予想したものの、時間の関係上ちゃんと調査できなかったので、年間チャート予想の時にあらためてちゃんとやりたいと思います(え?)
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