今月7月22日に、角松敏生氏がプロデュースした楽曲によるコンピ盤『角松敏生ワークス』がリリースされるそうです。
角松敏生がプロデュースした様々なアーティストの名曲をコンパイルしたコンピレーションアルバムが完成!
『角松敏生ワークス』
2020年7月22日・2タイトル同時発売
詳しくはこちらhttps://t.co/wXdXnDDYbN— 角松敏生_OFFICIAL (@kadomatsu_info) June 19, 2020
出典:@kadomatsu_info
情報解禁時、全曲をセルフカバーしたアルバムだと舞い上がっておりましたが。どうやらオリジナルトラックを厳選したコンピレーションのようです。
とはいえ、角松フォロワーにとっては、見事な選曲に購買意欲をそそられます。青木智仁や西城秀樹、JADOESの曲は、ストリーミングが解禁されていないので、そういった理由も含めて検討中…というか、間違いなく買うであろう(?)
というのも、このアルバム。表題の通りタワーレコード限定のリリースのようで…
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— タワーレコード オンライン (@TOWER_Online) June 30, 2020
出典:@TOWER_Online
CDの売れないこのご時世ともあれば、出荷数も多くないだろうし。ファンとしてはおさえておかねばという、そんなところです。店舗で購入するとポストカードが、オンラインだと缶マグネットが特典としていただけるそう。CD買って特典とか、懐かしさがこみ上げてくるな~
角松プロデュースの中で最も愛聴してきたのが、本作にも収録されたSala from VOCALANDの「Splendid Love」(1996年)
角松敏生を知ったキッカケで、フュージョンやAOR、ブラックコンテンポラリーの虜になっていく足がかり、でもあります。同コンピには、翌97年にリリースした『VOCALAND2』から、吉沢梨絵とのデュエット曲「NEVER GONNA MISS YOU」も収録されておりますが、個人的には2の冒頭を飾る吉沢梨絵単体の「Give it up」の方が好み、です(余談)
『角松敏生ワークス』のリリースにあたり、ご本人から寄せられたコメントがまた、グっとくるものがあり。特に「あの頃、自分なりに確信を持って創造していたことは、実はそれほどまでには評価されなかった」という一説には、まさにと頷かずにはいられない。
評価はされていたんだろうけど、それは評論家やアーティストといった専門的な人たちであって、一般リスナーが好むものじゃない=大衆受けはしなかった、ということなんじゃないか、と…
杏里の「悲しみがとまらない」(1984年)も、プロデュースは担当したものの、自分の曲じゃヒットは狙えないという理由から、作曲は林哲司に依頼したってハナシだし。たしかに、『Bi・Ki・Ni』や『Timely』に提供した曲もマニア受けって感じだし、あの時代じゃ(解釈が)キビシかったのかな~
ライブのMCで自虐的に話しておりましたが、自身のトータルプロデュースにより誰もが知る大ヒットに至ったのが、1988年にリリースした中山美穂の出世曲「You’re My Only Shinin’ Star」。
出典:amazon
その1週間前に発表したアルバム『CATCH THE NITE』も、角松氏のプロデュースにより構成された傑作で、前年にリリースした先行シングル「CATCH ME」も、ミポリン初のチャート1位を獲得しました。『角松敏生ワークス』には、この「CATCH ME」と「GET YOUR LOVE TONIGHT」、「MISTY LOVE」の3曲が厳選されております(どれも最高)。
『CATCH THE NITE』の5日前には自身7枚目のアルバム『BEFORE THE DAYLIGHT』を発表したばかりで。プロデュース作品2作が、チャート1位・2位を独占したそうです。角松氏のアルバムチャート最高位は、この『BEFORE THE DAYLIGHT』が獲得した2位だそうで、長いキャリアの中でオリジナルアルバムが1位を獲ったことはない、とか…
出典:amazon
この『BEFORE THE DAYLIGHT』も、アップからスロウまで捨て曲一切ナシの大傑作。アップはバブルのニオイが充満しまくりで、若干古臭い感じ否めず…ですが、80’sクリスタルファンクが好みの方にはどツボだろうし、今聴いても相当凝ったサウンドプロダクションです。中でも、難解なコード進行の「LADY IN THE NIGHT」は、おっさん的角松3つ指に入る好曲。ブラコンのレア盤にインスピレーションを受けたようなジャケ写も、曲調にフィットした都会的な仕上がりで◎
角松敏生を語り出すと止まらないので、今日のところはこのへんで。また、本作を購入した後に綴らせていただきましょう(え~)
しかし、タワレコはシティポップ推しがすごいというか。超ありがたい限りんですけど、バイヤーの中にこのテの曲が好きな人がいるのかな~とか、ちょっと気がかりなところ…
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