イギリスはマンチェスター出身の4人組ロック・バンド、THE 1975の新作『Notes On A Conditional Form』がリリースされました。
『ネット上の人間関係についての簡単な調査』The 1975(Album Review) https://t.co/byBlAf4kSN #The1975 pic.twitter.com/MUjFbuqP8g
— Billboard JAPAN 洋楽 (@BillboardJP_INT) December 10, 2018
『ネット上の人間関係についての簡単な調査』というとんでもない(?)邦題の前作から1年半ぶり、4枚目のアルバムです。なお、本作も『仮定形に関する注釈』という難解なタイトルがつけられていますが、いずれも原題に基づいての直訳に近い(かな)。
つまり、原題からして厄介な(?)彼らのアルバム。厄介なのはタイトルだけでなく、歌詞の内容なんかもメンヘラっぷり全開です。そこが、人気の理由でもある…
出典:The 1975
先行シングルの「Frail State Of Mind」なんかも、相当病んじゃってる感じで。それを払拭するかの如く、音の方はパーカッション舞うダブステップっていう対比効果もたまらない(Burial路線なんだって)
過去3作にどハマりしたおっさんは、本作のリリースもすごくたのしみにしていたんですけど。昨年夏に発表したリード曲「People」が、まさかのメタル?インダストリアル?で…
出典:The 1975
ちょっと衝撃というか、ショックでした。次作はこの路線なのか~?っていうガッカリ感。このテの音が好みの方はグっときただろうけど、おっさんはノイズ系の曲がどうにも性に合わない。
出典:The 1975
しかし、そんな心配も以降のシングル曲が解消してくれました。レトロなMVも最高のブリットポップ「Me&You Together Song 」とか…
出典:The 1975
メンヘラからのカウンセリング中…を歌った(?)カントリーフォーク「The Birthday Party」などなど。彼ら“らしい”魅力に溢れてます。
出典:The 1975
中でも、80年代に回帰した(ような)シンセポップ「If You’re Too Shy (Let Me Know)」は絶品。横並びで演奏するモノクロのビデオも抜群のセンスです。そしてマシューが歴代最高にカッコイイ。
出典:The 1975
アルバム曲では、ハウス直結の「I Think There’s Something You Should Know」と、ヒップホップ路線の「Nothing Revealed / Everything Denied」、夏っぽいレゲエ曲「Tonight (I Wish I Was Your Boy)」がよかったかな。というか、どれも逸品。前述の「People」も、アルバムを通して聴けばアリっちゃアリでした。
お仕事ではラッパーのアルバムを中心にレビューを担当しているため、ヒップホップが大好き…だと、誤解を招くことも多いですが
『ハイ・オフ・ライフ』フューチャー(Album Review) https://t.co/eGm3SsWRci #Future pic.twitter.com/yenDZx3ss2
— Billboard JAPAN 洋楽 (@BillboardJP_INT) May 20, 2020
(比較的)得意分野というだけで、聴く頻度はわりと低いです。お店や散歩のプレイリストとしては適さないしね。ふだん聴くのは、ポップ~(ポップ寄りの)ロック系アーティストが多いかな。ジャンルや年代をクロスオーバーしたThe 1975は、まさにおっさんのストライクゾーンというワケです。
『仮定形に関する注釈』The 1975(Album Review) https://t.co/AUIwMYws2z #the1975 pic.twitter.com/KHkkFUJO2c
— Billboard JAPAN 洋楽 (@BillboardJP_INT) May 25, 2020
そんなこんなを長々綴りましたので、興味ある方はチェックしてみてください。お店でも、この夏(おそらく)ヘヴィプレイしちゃうと思われます。
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