2019年全米年間アルバムチャート予想

11月も残すところ10日(とちょっと)となりました。


 

5月末に上半期のヒットをざっくりまとめてみましたが、今回は年間チャート予想です。

以前も綴りましたが、ビルボードチャート(全米チャート)は前年の12月~同年11月末までが、その年の集計期間です。今年は2018年12月1日~2019年11月30日までが集計期間となります。

本日発表されたのが11月23日付チャート。つまり、次週11月30日付チャートで今年の集計期間が終了します。あと1週で巻き返すほどの威力をもつ新譜もリリースされていないので…

(頼まれてないけど)ざっくり10作、選んでみましょう。

年間1位と予想しているのが、ビリーアイリッシュのデビュー盤『When We All Fall Asleep, Where Do We Go?』。4月に首位デビューした後、計3週の1位をマークしてから現在まで、約7か月TOP10に居座り続けております。

アルバムからは、8月に「Bad Guy」がシングルチャートで1位を記録し、アルバムのユニット数も200万を突破。来たる2020年1月開催のグラミー賞でも、「新人賞」含め主要部門をかっさらいそうな予感満載です。たしかに、このインパクトは“類稀なる”って感じ…

2位かどうかは定かでないものの、TOP3は(ほぼ)確実ではないかと予想しているのが、アリアナグランデの『thank u, next』。2月にNo,1をマークして以降、こちらも上半期間上位をキープし続けました。

アルバムからは、タイトル曲と「7 rings」が1位、「break up with your girlfriend, i’m bored」が2位にランクイン。音もキャラも黒さを全面に出した戦略(なのか?)が吉と出て、アリアナ最大のヒットとなりました。チャーリーズエンジェルのコラボはズっこけたけど…(ね)

R&Bシンガー、カリードの『Free Spirit』も強かったです。R&Bシンガーと謳っているものの、楽曲はポップ寄りのアプローチも多々見受けられ、世代・ジャンルを超えてヒットしたのも納得の出来栄えです。

先行シングル「Better」が8位、「Talk」が最高3位まで上昇し、アルバムのユニット数に貢献しました。本作には収録されていないですが、ベニーブランコ&ホールジーとコラボした「Eastside」もTOP10入りし、今年は大活躍だったカリード。来日時にみせたコミカルなキャラも愛らしかった~

予想外のヒットとなった(?)のが、ア・ブギー・ウィット・ダ・フーディの『Hoodie SZN』。21サヴェージに阻まれ初登場は2位だったものの、巻き返しの首位獲得を果たし1月19~26日付の2週間トップを維持しました。

昨年末(12/21)にリリースされた本作、集計期間に強豪のリリースがなかったというタイミングの良さも、ヒットした要因ではないか…と、分析しております。シングル「Look Back at It」のプロモーション効果も大きかったかな。

昨年末にリリースされた作品では、ミークミルの『Championships』もヒットしました。初動20万ユニットを突破して、2ndアルバム『Dreams Worth More Than Money』(2015年)以来4年ぶりの首位を獲得。「ミークミルって未だこんなに人気なの?」って、疑心にかられましたが…人気のようです。

ロングヒットに至った最大の理由は、ディスり合いが続いたドレイクとのコラボ曲「Going Bad」です。シングル曲としては自己最高位となる6位まで上昇し、アルバムの総ユニット数も100万を突破しました。一方のニッキーミナージュ(元カノ)は諸々不発で引退宣言と、まさに逆転劇…(なのか?)

クリスブラウンの『Indigo』も、年間TOP10入りが期待できそうな“久々の”大ヒットとなりました。2枚組の大ボリュームで視聴回数(ストリーミング)を稼いだ…という、若干戦略勝ち的な要素もありますが、曲数が多くても売れないアルバムは売れない。

本作が大ヒットしたのも、ドレイク効果です。ミークミルとは違う理由(主にはリアーナ)で対立関係にあった両者ですが、大ヒットした先行シングル「No Guidance」では、そのリアーナを巡ってのアレコレを2人でネタにして、視聴者を沸かせました。そういえばリアーナも、ブランド活動に疲れたようで休止宣言をしたばかり…

そのリアーナ他、アーティストからも大絶賛されているリゾの『Cuz I Love You』も、2019年を代表する一枚です。最高位は4位どまりでしたが、初登場した4月から約半年間、上位にしぶとくランクインし続けております。

通算7週の1位をマークした「Truth Hurts」の大ヒットと、各アワードでのパフォーマンス効果などが彼女の知名度を高め、今やニッキー、カーディBを超える(?)フィーメールラッパーの頂点に立っております。といっても、「ラッパー」にはカテゴライズし難い曲もたくさんありますが…

アワードといえば、AMAで過去の曲が歌えないとテイラースウィフトが大騒ぎ(?)しておりましたが。レーベルを移籍し8月に発表したアルバム『Lover』も、今年最大の初動ユニット数を記録して、下半期上位をキープしております。

本作からは、「ME」、「You Need to Calm Down」、「Lover」の3曲がTOP10入りしましたが、過去の作品と比較すると威力(というべきか)は弱まった感否めず。楽曲のクオリティは大差ないのに、権力に逆らったアーティストの仕打ちって恐ろしいなと実感いたしました…

テイラーが打ち出した86万ユニットに次ぐ、初動49万ユニットを記録してNo,1デビューを果たしたポストマローンの『Hollywood’s Bleeding』。9月に初登場して以降、3か月間TOP3にランクインしていて、1位は今年最長の通算5週をマークしております。

シングルは、テイラーを上回る4曲がTOP10入りしました。しかも、「Sunflower」が1位、「Wow」が2位、「Goobyes」が3位、現在上昇中の「Circles」が2位と、いずれもTOP3にランクイン。前作『Beerbongs & Bentleys』が絶頂かと思いきや、ポストマローンの躍進はまだ止まらなさそうです。

夏にリリースしたエドシーランの『No.6 Collaborations Project』は、オリジナルアルバムではなく、アーティストを厳選したコラボレーションプロジェクト。2017年最大のヒットを記録した『÷』ほどのインパクトは残せなかったものの、TOP10入りはかたいと思われます。

中でも、最高2位を記録したジャスティンビーバーとのコラボ曲「I Don’t Care」は、アルバムの核として重要な役割を果たしました。入れ替わって、カリードをフューチャーした「Beautiful People」が最新チャートで上昇中。その他もジャンルの枠を超えた“エド節”全開の傑作揃いです。

リリースは昨年の10月で、前年と集計割れしておりますが、2月に開催されたアカデミー賞効果で3月に返り咲き、通算4週目の首位獲得を果たした『A Star Is Born (アリー/スター誕生)』も、上位有力候補。

サントラ盤が全米チャートで4週以上1位を獲得するのは、まもなく2が公開される『アナと雪の女王』以来、5年ぶりなんだそう。個人的には映画も音楽も好みではなかったけど、ガガさんの見事な復帰劇となり、メデタシメデタシ…

こうして長々綴ってはみたものの、ビルボードチャートは毎年「え~そっちの方が上なの?」という大どんでん返しがあります。あくまで個人の予想ということで「ご参考までに」という予防線(?)を張っておきます。

アルバム予想に続き、明日はシングルチャートの予想です。もはや「脱毛サロンのブログ」という趣旨は一切考慮されておりません(え~)

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