アメリカのソングライター、ラショーンダニエルズ(LaShawn Daniels)が現地時間9月3日に亡くなったそうです。
同時期に活躍した、シェイクスピアとかティンバランドとか、そのあたりの売れっ子と同等の知名度は(日本では)なかったものの
出典:Max Summer
彼が手掛けた曲の中で最もヒットした、ブランディ―&モニカの「The Boy Is Mine」(1998年)の制作者と知れば、頷ける方も多いハズ。
そのブランディーのナンバーでは、同年の「Top of the World」や「Never Say Never」、2002年の全米TOP10ヒット「What About Us?」なんかも手掛けてます。
出典:Léxx N Effect
(話は脱線しますが)個人的には、ボーイ~よりも次作『Full Moon』のが好みでした。アルバムのハイライトとなるのが、ラショーンによる「What About Us?」です。タイトル曲もよかったな~
その他にも、デスティニーズチャイルドの「Say My Name」(1998年)や、故ホイットニーの「It’s Not Right But It’s Okay」(1998年)といったヒットを、90年代末期に連発しました。2001年のグラミー賞では、その「Say My Name」で最優秀R&Bソング賞を受賞。
出典:Whitney Houston
ラショーンの作る曲は、大衆受けっていうよりも中毒性の高さをヒットに繋いだって感じで。どの曲も、一度聴いたら脳裏に焼き付く絶大なインパクトがありました。
2000年代に入ってからの活躍も目覚ましく、同デスチャの「Lose My Breath」(2004年)や、メンバーのビヨンセがレディーガガとタッグを組んだ「Telephone」(2009年)なんかもTOP10入りさせております。
出典:Lady Gaga
その他にも、ジャネットジャクソンやトニブラクストン、ジェニファーロペスなど、女性シンガーの曲を中心にヒットを手掛けたラショーンですが
出典:Michael Jackson
マイケル5年ぶりの復帰作となった、2001年の「You Rock My World」は格別でした。
マイケルが放つ、唯一無二のボーカルワークやビデオでのパフォーマンスはもちろんのこと、ヴァースからフックまでの流れとか、ブリッジのコーラスとか、妥協点が一切みつからないソングライティング力も、この曲をヒットに導いた要因。他曲のように、やたら早口に仕上げないマイケルへの敬意にも感服です。
死因は車の事故だったそうで、没41歳という若さに驚かされたばかり。ほぼ同年代ってことは、「The Boy Is Mine」を制作していた当時(90年代末)まだ10代だったってワケで…
出典:@bigshiz
「天才は~」のことわざも納得です。
どの曲にも(当時の)いろんな想い出が詰まっていて、ラショーンには感謝するばかり。「あの曲がなかったから…」という方も、少なからずいるだろうし、ソングライターって凄い仕事だなと、あらためて実感いたしました。
そして、アーティストやソングライターが亡くなると、その人の曲をひたすら聴きたくなるのはナゼだろう…
出典:monicaofficial
マイケルの「PYT」を下敷きにした、モニカの「All Eyez On Me」(2002年)も好きだったな~
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