明日発表される5月25日付チャートで、2019年<上半期>までの集計が終了します。
【米ビルボード・ソング・チャート】
リル・ナズ・Xが7連覇、エド&ジャスティンのコラボは2位デビュー
1位 リル・ナズ・X ft.ビリー・レイ・サイラス
2位 エド・シーラン&ジャスティン・ビーバー
3位 ジョナス・ブラザーズhttps://t.co/1ZQ7AOqDyX#Hot100 pic.twitter.com/TkX0JF5640— Billboard JAPAN 洋楽 (@BillboardJP_INT) 2019年5月21日
というのも、ビルボードチャート(全米HOT100)は前年の12月~同年11月末までが、その年の集計期間だからです。つまり、今年は2018年12月1日~2019年11月30日までが集計期間となります(ややこしい)。
ということで、(誰にもたのまれてないけど)前期に流行った曲をいくつかピックアップしてみたいと思います👨
出典:Lil Nas X
このまま独走して、年間チャートでも1位を獲っちゃいそうなのが、新人ラッパー=リルナズXと、マイリー・サイラスのパパでカントリーシンガーのビリー・レイ・サイラスによる「Old Town Road」。若層~カントリー層(年配)まで巻き込んで、売れに売れまくってます。
出典:Ariana Grande
アリアナ・グランデは、年末から7週をキープした「thank u,next」と、8週間トップに滞在した「7 rings」の2曲が、どちらも1位を獲得しました。意外にも、アリアナちゃんの全米1位は「thank u,next」がはじめてだったという…
出典:Ariana Grande
好き嫌いは別として、今年の上半期といえばこの曲だな~(パクリ疑惑でも賑わせたし)
アリアナに続き、ポスト・マローンも2曲の大ヒットを輩出しております。
出典:Post Malone
1曲目は、映画『スパイダーマン スパイダーバース』のテーマ曲に起用された、スワエ・リーとのコラボ曲「Sunflower」。1位獲得後、今なお上位をキープしております🌻
出典:Post Malone
最高位は2位どまりになりそうだけど、初登場からいまだTOP10に居座りつづけている「Wow.」も、年間チャート上位はカタそうです。ポスト・マローンの曲って、どれも耳から離れなくなる中毒性が人気の理由なんだろうな~
出典:Halsey
チェインスモーカーズの「Closer」で大ブレイクしたホールジー。ソロでの活躍もめざましく、「Without Me」で(リード曲では)初の1位獲得を果たしました。個人的には、何でこの曲?って感じ(趣味嗜好はそれぞれです)
出典:benny blanco
そのホールジーと、R&Bシンガーのカリードをフューチャーした、ベニー・ブランコの「Eastside」もロングヒットしました。ビデオは激つまんない(え)けど、ダンスホールっぽいサウンドは好み💃
出典:Khalid
カリードは、自身のシングル「Better」と「Talk」の2曲をTOP10入りさせました。上半期だけで3曲のランクイン、アルバム『Free Spirit』も4月にNo,1デビューしております。
出典:Khalid
上半期の中では、この「Talk」が1、2位を争うお気に入りの一曲でした。インスタ映えって感じの(?)ビデオは、目がくらむ&回るので要注意。でも、ダンスとカラーバランスは最高です!
出典:Jonas Brothers
3月に華々しい復帰を果たしたジョナス・ブラザーズの「Sucker」は、年間チャートで上位に食い込む可能性大。決してカッコイイ曲ではないんだけど、それが3兄弟のウリであり、魅力です(褒めてます)
年をまたいでランクインし続けた、マシュメロ&バスティルの「Happier」と、パニック・アット・ザ・ディスコ「High Hope」も、2019年の上半期を語るうえでは欠かせない曲。
出典:Panic! At The Disco
「High Hope」もね、ひとことで言えば“ダサい”部類なんだけど(受け取り方は人それぞれです)。一度聴いたら耳から離れない、すさまじいインパクトを放ってました(褒めてます)
出典:Marshmello
「Happier」は一時ランクダウンしましたが、オンラインゲームでライブを開催した後、巻き返しました。ゲームの中でライブ、そんな時代なんだな~って…
出典:Maroon 5
年をまたいでといえば、2018年の年間10位にランクインしたマルーン5の「Girls Like You ft. Cardi B」も、12月以降上位にランクインし続けてました。でも、スーパーボールのパフォーマンスは大失敗だったよね…(?)
出典:Lady Gaga
アカデミー効果で、8年ぶりの全米1位に復帰したレディー・ガガ。映画『アリースター誕生』の核となる「 Shallow」も、上半期を代表する一曲です。もはや、生肉ドレス着ていた人とは思えない品格🍖
お気づきの方もいるかと思われますが、上半期はラップ陣が勢いふるわず、ポップやロックがヒットした傾向にあります。ポスト・マローンは賛否あるものの、個人的にはラッパーとしてカウントしておりません(本人がそう言ってたし)。リルナズXだって、ほとんどラップしてないし、むしろカントリー人気から火が付いたって感じなので、ヒップホップにはカテゴライズし難い。
出典:Travis Scott
純粋なヒップホップ・ソングとして大ヒットしたのは、トラヴィス・スコットの「SICKO MODE ft. Drake」くらいかな。あとは、Jコールの「MIDDLE CHILD」とか…
出典:J. Cole
最新チャートでも、テイラー・スウィフトとかショーン・メンデスとか、ジャスティン・ビーバー&エド・シーランなんかが上位にいて、チャートはポップ色満載って感じです。
これ、90年代と傾向が似ていて。ヒップホップ/R&Bが独占し続けてたのに、ミレニアムを迎える直前に(なぜか)アイドルたちがブワ~って出てきた、あの頃の感じが蘇ります。
出典:Britney Spears
時代は巡る
というか、ようは飽きるちゅうことだ…(?)
アルバム・チャートでは、新時代の人=ビリー・アイリッシュの『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』か…
出典:amazon
もしくは、2曲のNo,1ヒットを放ったアリアナ・グランデの『thank u,next』が、上半期のワンツーフィニッシュではないかと、予想しております。
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