突然ですがわたくし、角松敏生の生み出す音、そして突き抜けるボーカルが大好きでして。秋~冬の間は寝かせておいて、新緑が芽吹くこの時季~晩夏まで、シチュエーションと気分に合わせて、アルバムを引っ張り出します。
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もっとも愛聴しているのが、1982年にリリースしたセカンド『WEEKEND FLY TO THE SUN』。達郎~詠一フォロワーも納得の、和フュージョンの名盤中の名盤です。翌83年の『On the City Shore』も捨てがたい…
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同年リリースされた杏里の『Heaven Beach』にも3曲、提供しているんですけどね。その中の「Last Summer Whisper」って曲が、杏里のキャリアの中でも5つ指に入るくらいすばらしい出来栄えなんです(※個人的主観で)。
気づけば、角松氏と杏里のアルバムは全制覇していたという、音の趣味だけは爽やか路線(?)…というか、何やでAORがいちばん好きだということに、気づかされる(ボビーコールドウェルとか)
そもそも、角松敏生にハマったキッカケが何だったかというと、遡ること23年前。1996年の夏に発売された『VOCALAND(ボーカランド)』というコンピレーション・アルバムでした。
パッケージも、とってもおしゃれ。
このアルバム、角松氏の手掛けた楽曲を、オーディションで発掘した新人の女性シンガーたちが歌うという、トータル・プロデュースのオムニバスなんですけどね。ご本人曰く、クインシー・ジョーンズみたいなことがやりたいってことだったみたいで。そのコンセプトに則った、完成度の高いタイトルが13曲、収録されております。
出典:7 kef
アルバムのプロモーションを促進したのが、先行シングルとして発表したSalaの「SPLENDID LOVE」という曲。誰もが知る大ヒットには至らなかったですが、ビールのCM曲に起用されたことで、(当時)そこそこの知名度はあったと思われます。
はじめて聴いた時は、ドリカム(吉田美和)かと錯覚したんですけど。それにしては曲のテイストが違いすぎる。あの人たちは、こんな洒落たシティポップみたいな曲作らないし(失礼)って…
で、調べてみればSala(誰?)角松敏生(誰?)って感じで。誰だかわかんないけど、とりあえず買おう、聴こう…で、気づけば20数年、毎年聴き続けておりました。
その間には、角松氏のオリジナル・アルバムから杏里、山下達郎~ブレバタにも移行して、最終的にユーミンにたどり着いたって感じです。
出典:Soul4RealVEVO
当時、ヒップホップとかR&Bとか、そのあたりの流行ばかり追っかける、洋楽かぶれ(?)だった自分には衝撃でした。というか、このアルバムもルーツは洋楽で、シーウィンドの「WHAT CHA DOIN’」とか、ルーファスの「DO YOU LOVE WHAT YOU FEEL」とかも(カバーで)収録されているんですけどね。
ブラックミュージックとはまた違う、こういうサウンドもあるんだな~って。そういう衝撃です。フュージョンやAORに目覚めたのも、この『VOCALAND』がはじまりだったというワケです。
「SPLENDID LOVE」はもちろんのこと、アーバンメロウの「さよならのプリズム」や、ミステリックな「SHADOW」など、その他のタイトルも傑作揃い。このテのサウンドが好みの方なら、ハズすことはないと(おそらく)思います!!
出典:midnightpianoman
「NIGHT BIRDS」なんかは、シャカタクの原曲より角松バージョンの方が好み、かな。『VOCALAND』にも別バージョンが収録されております。
マニアックなネタほど、力が入っちゃうのは悪いクセ…
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