この夏、キョンキョンの全楽曲がストリーミング解禁されまして
小泉今日子、ストリーミング一斉解禁 https://t.co/e9nnaMtB2h pic.twitter.com/Ul52VajSwC
— Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) August 20, 2020
ちょっと味見程度(?)に聴き始めたらまんまとハマりました。当時のトップアイドルが、いかにいい曲を提供してもらっていたかをあらためて実感。参加ミュージシャンも超一流揃いです。
中でもアイドル絶頂期とされる84~85年のアルバムがすばらしく、その中でも表題の『Betty』は個人的最高傑作でした。ティーンポップの風味は醸しつつ、全体のトーンはアダコン。絶妙なバランス感覚に惚れ込み、聴きまくった次第です。
出典:amazon
アイドルだけど、ベクトルはクリエイティブ。そんな雰囲気が洒落たジャケ写からも漂っております。こういうのこそ、ビニール(LP)で欲しい。
全曲を筒美京平が担当したというのは、ちょっと意外でした。「ヒット曲にこの人あり」も過言でないほど世代を超えて名曲を生み出している名作曲・編曲家ですが、このアルバムはそういった要素=売れ線を取っ払った感じで、筒美京平・キョンキョン共に「意欲作」と言えなくもない(気が?)
どれもすばらしい出来栄えですが、ビッグバンド風の「素敵にNight Clubbing」や、スウィングをきかせた「今をいじめて泣かないで」、アーバンメロウな「バナナムーンで会いましょう」など、ジャズを融合させたタイトルはセンス抜群。味をしめたか(?)キョンキョンは、翌85年のアルバム『Flapper』収録のタイトル曲や、同85年の『今日子の清く楽しく美しく』に「Slow Dancer」でも、わりとガチなジャズボーカルに挑戦しております。
出典:Victor Entertainment
なお、本作『Betty』には発売直前にヒットした「渚のはいから人魚」~「迷宮のアンドローラ」は収録されておらず、シングルに頼らないのもアルバムのコンセプトを重視した姿勢が伺えました。
「迷宮のアンドローラ」ってすごいタイトルだよな…
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