今週の全米シングルチャートは、ウィークエンドの「Blinding Lights」が巻き返し、3週目の首位に返り咲きました。
【米ビルボード・ソング・チャート】
ザ・ウィークエンド首位返り咲き、
ポスト・マローン「サークルズ」がTOP10入り総数歴代最長記録タイ
1位 ザ・ウィークエンド
2位 ドレイク
3位 ロディ・リッチ
4位 デュア・リパ
5位 ドジャ・キャットhttps://t.co/8whC3Qqr6d#Hot100 pic.twitter.com/l3Xsswb99E— Billboard JAPAN 洋楽 (@BillboardJP_INT) April 21, 2020
先週、ドレイクの新曲「Toosie Slide」にその座を奪われましたが、世界中で拡散しているエアロビ動画(?)の大ヒットから、「Blinding Lights」が再浮上することは多くのチャートマニアが予想していたこと、かと思われます。
80’sシンセ・ウェーブ調のイントロに合わせて踊る、このダンスチャレンジが起爆剤となり、しばらくは上位ランクインが見込めそうです。外出自粛期間を利用した戦略が、吉と出た(と、いえなくもない)。
ここ数年、このtik tokによるダンスチャレンジでブレイクしたアーティストが続出しておりまして。昨年の年間チャート1位を記録したリルナズXの「Old Town Road」なんかも、そのひとつです。
それから、2020年度の上半期(2019年12月~2020年5月)でもっとも売れたロディリッチの「The Box」という曲も、ヒットのキッカケとなったのはtik tokのダンスチャレンジでした。
このまま突っ走れば、年間1位の可能性も大いにありえそう。2年連続、新人ラッパーの楽曲がソングオブイヤーとはねぇ…
このように、アメリカではSNS関連で一般視聴者が投稿しやすい曲が売れる、という傾向にあるようでして。日本でいえば、星野源の「恋」なんかがそれにあたるのかな。アメリカや日本に限らず、世界中がそういう感じになってきてるんですけど。
ウィークエンドなんかは別格として、新人ラッパーがSNSでブレイクしてはすぐ消えるという、ネット社会の餌食(?)になっているワケです。リルナズXも「Old Town Road」以降はサッパリだし、ロディリッチも一発屋クサいニオいが…(※個人的主観です)
出典:Lyrical Lemonade
で、今キテいるのが表題の「Blueberry Faygo」という曲で。これもまた、シアトル出身の新人ラッパー=Lil Mosey(リルモジー)がtik tokのダンス動画からブレイクさせたナンバー、だっていう。
出典:TikTok Viral
「The Box」よりはキャッチーで“わかりやすい”けど。おっさんくらいの年齢になると、違いがイマイチわからないというか、なんというか…(※個人的主観です)
なお、この「Blueberry Faygo」には我々アラフォー世代の大好物(?)、ジョニーギルの冷涼メロウ「My, My, My」(1990年)がサンプリングソースとして使われているんですけど
出典:Lino Maropito
若干分かりづらい(※個人的主観です)
若干分かりづらいといえば、アーティストネームもまたひとつ。リルモジーのMoseyはいいとして、リルベイビー、リルウージーヴァート、リルパンプ、前述のリルナズエックスなどなど…
リルなんちゃら、乱用し過ぎて覚えきれない今日この頃です。
出典:Lino Maropito
ちなみに、このリルモジー君。2002年生まれの若干18歳という若さ…ながら、すでに10曲のシングルと2枚のアルバムをリリースしております。デビューから3年、ようやくブレイクしたってことで、パっと出のラッキーボーイとは少々ニュアンスが違うんだな。
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