現在、GYAOでは表題の『東京島』という映画が無料配信されております。
出典:amazon
この『東京島』、桐野夏生が2008年に発表した小説でして。おっさんはリリース年に読んで以降12年ぶりの再開(?)となります。つまるところ、読み返したりもしなかったっていう…
当時、ナゼこの小説を購入してまで読んだ、かといいますと。理由は単純で、桐野夏生の過去作にハマったから。テッパンではありますが、1999年に放送されたドラマ『OUT~妻たちの犯罪~』に没頭し、小説も掘り返したというのがキッカケです。
ねぇ。大ヒットした名作は一切手付かずだったのに、ナゼこのドラマにハマったのか…というのも(我ながら)疑問なんですけど。19歳当時の自分を思い返すと、頷けるような気も…
過去の作品でもっともお気に入りだったのが、探偵の主人公がとあるAV女優を探し当てる(ざっくりし過ぎ)という斬新な切り口の『天使に見捨てられた夜』。同シリーズの『顔に降りかかる雨』も、江戸川乱歩賞を受賞しただけはあり、かじりつくよう一気読みしてしまった傑作です。後者は新宿が舞台になっていたこともあり、(個人的には)展開を映像化しやすかったのも◎。
そんな奇才・桐野氏の『東京島』ですが。12年も放置していたのは、先述の3作のようにどうにものめり込めなかったから。この先どうなるのか、この人はどういう立ちどころなのか、という疑問や感情が沸き上がらない=中毒性が低い(※個人的主観です)
出典:シネマトゥデイ
そんなワケで映画化もスルーしていたんですけど。この作品に関しては映像の方がしっくりきたというところでして。ミステリーじゃないから“分かりやすい”方が良かったのかも。ただ、男子共に「白豚」呼ばわりされていた清子が木村多江っていうのは…(若干無理ある)
ざっくり解説すると、それぞれの理由で漂流した無人島から脱出すべく、その過程を描いた作品なんですけど。極限に追い込まれると本質が出るっていうか、そんな人間性を目の当たりさせられるんですね。特に清子の自己中っぷりたるや、そりゃあもう酷いモンなんですけど
愛知県・大村知事「スポーツジム、高齢者施設、横浜クルーズ船の患者を受け入れ、重たい荷物を背負って来た」→高須院長「いちいち勘にさわる大村愛知県知事💢」〜ネットの反応「患者さんを重たい荷物って…」「あんたが愛知県民の重たい荷物なんや」「さすが愛知のテドロス」 https://t.co/jIA0C0rGiy
— アノニマス ポスト ニュースとネットの反応 (@vG2AZlCr4F3hx6Y) April 14, 2020
これ、今回のコロナ騒動と重なるな~って…
自粛期間中だから、無理くり繋げてしまってるのカモですが。危機に直面した時こそ、その人の本質が見えるものなのか、とか。諸々考えさせられるシーンが散りばめられてました。
好みは分かれると思われますが、気になる方はぜひ視聴してみてください👨
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