正確には、揺るがしている。
昨年は、ドレイクやポスト・マローン、トラヴィス・スコットなど、男性陣(主にはラッパー)がチャートを独占していたのですが
出典:Halsey
今年に入ってからは、アリアナ・グランデが2曲連続で1位を独占したり、ホールジーの「Without Me」がリード曲としては初のNo,1に輝くなど、年冒頭から女性陣が快挙を達成。
出典:Lady Gaga
春には、映画『アリー/ スター誕生』のアカデミー賞効果で、レディー・ガガが8年ぶりに全米1位に復帰。その余波を受けて、今年は6枚目のオリジナル・アルバムも出すそうです。
出典:Amazon Prime Video
先日ブログでもご紹介しましたが、コスメビジネスに特化していたリアーナも、チャイルディッシュ・ガンビーノの映画『Guava Island』にヒロインで出演し、いよいよ(ミュージシャンとして)本格始動する予兆をみせております。
新人では、先日ご紹介したビリー・アイリッシュがバカ売れ中
出典:Madonna
ベテラン勢では、マドンナが約3年ぶりの新作に向けて新曲を発表。出来栄えは…賛否あるみたいですが、女王の復帰にファンも熱を帯びております。
破局を発表したアデル、財産200億円は夫と折半!?https://t.co/wdhzTHzF5x pic.twitter.com/GmUYQsUwZo
— ELLE Japan (@ellejapan) 2019年4月24日
出典:@ellejapan
それから、先日離婚を発表したアデルも、現在レコーディング中のようでして。今年の秋ごろには、モンスターヒットとなった『25』以来、4年ぶりのニューアルバムを出すんじゃないかと予想しております。
テイラー・スウィフト、4月26日に何かを発表するカウントダウンを開始 | NME Japan https://t.co/eBWvrPizWe #TaylorSwift
— NME JAPAN (@NMEJAPAN) 2019年4月14日
出典:@NMEJAPA
「新曲の発表か？」とウワサされている、謎の“カウントダウン”をはじめたテイラー・スウィフトの動きも気になるところ。
そして、今は何といってもビヨンセです。
ビヨンセ、ドキュメンタリー＆ライブAL解禁で50万ツイート超え https://t.co/jrZgL8GG4J pic.twitter.com/ZuNs9dT9O4
— Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) 2019年4月18日
出典:@Billboard_JAPAN
昨年大反響をよんだ【コーチェラ・フェスティバル2018】の舞台裏ドキュメントが、4月17日よりNetflixで配信スタート。同時に、そのライブ音源『ホームカミング：ザ・ライブ・アルバム』もサプライズ・リリースしちゃうという、精力っぷりをみせております。
出典:Netflix
オリジナル・アルバムでないのが残念なところではありますが、ミュージックシーンの歴史に刻まれるべく、あのすばらしいステージの再来なら納得せざるを得ない🎤
ということで、年の1/3が終わる時点で既に、これだけのトップスターたちが大活躍を遂げているわけです。後半戦、男性陣が盛り返す可能性もありますが、今年はこのまま、女性たちが鮮やかなミュージック・シーンを彩るんじゃないかな～
実は近年、女性アーティストの活躍がイマイチでして。前述にもあるように、2018年は12か月中、なんとたった3週間しか女性アーティストの曲が1位を獲得していないんです(カミラ・カベロ、カーディ・B、アリアナ・グランデが各1週ずつ)。前年の2017年も、なんとたった6週という低落っぷり…
出典:Rihanna
2016年は、リアーナが9週間を保持したこともあり、計16週を女性アーティストが独占しましたが、ここ2年の活躍はイマイチといったところです。
ウーマンパワーは、経済効果を生み出すといいますし。記念すべき2020年に向けて、今年は「女性陣がほぼ独占」っていうくらい、アメリカのミュージックシーンを盛り上げていただきましょう(上から)！
『コズ・アイ・ラヴ・ユー』Lizzo（Album Review） https://t.co/UqVBcgcxac pic.twitter.com/ssJbHT8IGE
— Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) 2019年4月19日
ちなみに、ここ最近の個人的イチオシは、先日書かせていただいた、フィーメールラッパー／シンガーのLizzo（リゾ）です。
出典:Lizzo Music
ビジュアルのインパクトもさることながら、実力も折り紙付き。ちょっと懐かしめなサウンドも、アラフォー世代には心地よいです。
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