【全米年間チャート】2024年にヒットしたシングル10曲

2024年の全米シングル年間チャート(Billboard Hot100 YearEnd Chart)が発表されました。


出典:@Billboard_JAPAN

長々と記事を書きましたので、興味のある方はこちらをどうぞ…


Teddy Swims

1位 テディスウィムズ「Lose Control」

マイケルジャクソンのカバー動画がバズって、メジャー契約に繋げたアトランタ出身のシンガー。

リリースは昨年の6月で、今年の1月にTOP10入りした後3月30日付で登場32週目にして首位を獲得。集計期間終了までは39週間(通算45週)TOP10にランクインしました。


Shaboozey

2位 シャブージー「A Bar Song (Tipsy)」

バージニア州出身のシンガーで、今年3月に発表したビヨンセのアルバム『Cowboy Carter』にゲストとして参加したことが起爆剤となり、同曲でブレイク。

今年の年間チャートと集計期間割れしてしまいましたが、次年度も引き続き首位を獲得して史上最長の通算19週間という大記録を打ち立てています。


Benson Boone

3位 ベンソンブーン「Beautiful Things」

アメリカンアイドルのオーディションで注目を集め、Tik Tokでブレイクしたワシントン州出身の若手シンガー。

今年2月にTOP10入りした後、3月30日付で最高位となる2位まで上昇して8月まで約8か月間TOP10に滞在しました。次曲「Slow It Down」も年間チャートで41位にランクインしています(いい曲)。


Post Malone

4位 ポストマローン&モーガンウォレン「I Had Some Help」

今年はカントリーアルバムに取り組んだポストマローンの『F-1 Trillion』からのリードシングルで、5月から7月6日まで通算6週間首位を獲得しました。

今日のカントリー界を牛耳っているモーガンウォレンとのコラボレーションで、年間TOP10入りはポスティが7曲目、モーガンウォレンは昨年の1位を獲得した「Last Night」に続く2曲目。


Jack Harlow

5位 ジャックハーロウ「Lovin On Me」

2020年に「Whats Poppin」(最高2位)でブレイクした、ケンタッキー州出身のラッパー/シンガー。

リリースは昨年の11月で翌12月2日付で1位に到達。今年の2月まで通算6週間首位をマークして、約半年間TOP10にランクインしました。

首位獲得はリルナズXとの「Industry Baby」(2021年)、「First Class」(2022年)に続く3曲目、年間チャートでは「First Class」(2022年6位)に続く2曲目のTOP10入り。


出典:Kendrick Lamar

6位 ケンドリックラマー「Not Like Us」

ドレイクとのビーフが大きな話題を呼び、5月と7月に非連続で2週間首位を獲得。初週ではドレイクが保持していた週間ストリーミングの最高記録も塗り替えて、ディス合戦を圧勝とさせた(?)一曲。

年度をまたいで11月にリリースしたアルバム『GNX』と、本作からのシングル「Squabble Up」も1位に初登場しています。


出典:Sabrina Carpenter

7位 サブリナカーペンター「Espresso」

まさに今年の顔ともいえる大活躍を遂げた、ペンシルベニア州出身のポップシンガー。

テイラースウィフトのツアーでサポートアクトを務めたことで注目を集めて、同曲でブレイク。この曲が収録されたアルバム『Short n’ Sweet』も1位を獲得して、「Please Please Please」と「Taste」の計3曲をTOP3入りさせています。


出典:Tommy Richman

8位 トミーリッチマン「MILLION DOLLAR BABY」

Tik Tokから火が付いたワシントンD.C.出身の若手シンガー。曲調はヒップホップ(風?)ですが、ラッパーではなくR&Bシンガーとしてカテゴライズされています。

まったくの無名だったにもかかわらず、SNSでの高い支持を受けて2位に初登場。以降長期間TOP10に滞在して、R&Bチャートでは史上4番目に長い22週間首位を獲得しました。


出典:Zach Bryan

9位 ザックブライアン&ケイシーマスグレイヴス「I Remember Everything」

カントリーシンガーのザックブライアン、ケイシーマスグレイヴスの男女デュエット曲で、どちらにとっても初の首位獲得。

昨年8月にリリースしたザックブライアンのアルバム『Zach Bryan』収録曲で、当初正式なシングルとしてリリースしていないにもかかわらず、高い人気を集めて9月9日付で1位を獲得。首位は1週のみでしたが、3月末まで約4か月間TOP10にランクインしました。


出典:Hozier

10位 ホージア「Too Sweet」

「Take Me to Church」のヒットで知られるアイルランド出身のシンガーソングライター。

この曲も、Tik tokで人気を集めたことで4月に1位を獲得。8月末まで約5か月間TOP10にランクインしました。週間チャートでは、2014年に最高2位を記録した「Take Me to Church」を上回る自身初の首位獲得。年間チャートでも、同曲が2015年に記録した14位を上回る初のTOP10入りを果たしています。

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