【全米2021年間チャート予想】ヒットしたシングル10曲まとめ

年も早、年間チャートの予想時期がやってまいりました。

ビルボードチャート(HOT100、Billboard200)は、前年の12月~同年11月末までがその年の集計期間になります。つまり、今年は2020年12月1日~2021年11月30日までが対象期間。

今週発表の11月27日付チャートで2021年の集計は終了。ということで今年も(誰にもたのまれてないんだけど)今年流行ったタイトル10曲を年間チャートとして予想し、ピックアップしてみたいと思います。


上半期版はコチラを


昨年の年間チャートはコチラをどうぞ


出典:Dua Lipa

1位予想はデュアリパの「Levitating」。集計終了までの最高位は2位どまりでしたが、TOP10滞在週を歴代2位の41週に更新。通算59週の超ロングヒットでトップに立つ…のではないかと予想します。

予想が当たれば、デュアリパは昨年4位を記録した「Don’t Start Now」、ダベイビーは昨年5位にランクインした「Rockstar」に続く2年連続、2曲目のランクイン。年間1位はどちらにとっても初の快挙です。

週間チャートで1位を獲っていない曲が年間1位を獲得したとすれば、2001年にライフハウスが「Hanging by a Moment」(最高2位)で獲得して以来、なんと20年ぶり。なお、その前2000年の年間1位を獲得したフェイスヒル「Breath」も2位どまりで、女性アーティストの曲としては21年ぶり、ということになります。

イギリス出身のアーティストが年間チャートを制すとすれば、2017年にエドシーランが「Shape of You」で獲得して以来4年ぶり、女性アーティストではアデルの「Rolling In The Deep」が獲得した2011年以来10年ぶりです。


出典:The Weeknd

2位予想はウィークエンドはとアリアナグランデの「Save Your Tears」。最高位は5月8~15日の2週マークした1位で、集計終了まで49週ランクインするロングヒットを記録しました。予想が当たれば、ウィークエンドは昨年の年間チャートを制した後述の「Blinding Lights」に続き2年連続、通算4曲目。アリアナは2014年9位の「Problem」、2019年7位の「7 rings」に続く3曲目のランクインです。

「Save Your Tears」のリリースは昨年の8月ですが、今年4月にアリアナをゲストに迎えたリミックスが発売され、ポイントが急上昇。前述の「Levitating」もそうですが、今年も(後出し)リミックス効果でヒットした曲が多いです。

アリアナは今年、昨年11月にNo,1デビューした「Positions」と「34+35」の2曲もヒットさせておりまして、後者はミーガン&ドージャ参加のリミックスが発売された後、(1位は逃したけど)2位まで上昇しました。

3位予想はオリヴィアロドリゴの「good 4 u」。5月29日に初登場で1位を獲得。翌週はBTSに首位を奪われたものの、11週間連続で2位に居座り、11月13日までの約半年TOP10に居座り続けました。集計終了までの総ランクイン数は27週で、2位の連続記録としてはホイットニーヒューストンの「Exhale」(1995年)と並ぶ歴代最長記録を更新しております。

オリヴィアは後述にある「drivers license」もTOP10入りするだろうと予想しております。同じアーティストのタイトルが2曲同時TOP10入りするのは珍しくないですが、女性アーティストに限定すると意外やケイティペリーが「Firework」(3位)と「E.T.」(4位)を送り込んだ2011年以来10年ぶりです。

「good 4 u」はロック~パンク色の強い曲ですが、ロックにカテゴライズされる女性アーティストの曲がTOP10にランクインするのは、ケリークラークソンの「Stronger」(2012年)以来です。


出典:24kGoldn

4位予想は24kGoldnの「Mood」。2020年区分では10月24~31日、11月14日~28日の計5週1位を獲得して、昨年の年間チャートでは47位にランクインしましたが、今年のチャート区分では、12月12日、1月9日~16日の計3週をマークして、TOP10に31週、8月まで52週を記録してます。昨年のチャートと期間割れしなければ年間1位だった、カモ?

24kGoldnもイアンディールも、ジャンルはヒップホップにカテゴライズされておりますが、この曲はラップ要素は(ほぼ)皆無でロック&オルタナティブにクロスオーバーしての大ヒットで、ロック&オルタナティブチャート、オルタナティブチャート、ラップチャート、それからHot100の4つのチャートで1位を獲得したのは「Mood」が初です。

「Levitating」もそうですが、この曲もTik Tokのバイラルヒットによりチャートを上昇しました。昨今はTik Tokがヒットのキーとなっている、といっても過言ではない…


出典:Olivia Rodrigo

Tik Tokといえば、5位予想とした「drivers license」もSNSを駆使して大ヒットしました。1月23日チャートで1位に初登場してから3月13日まで8週連続を記録した後、7月19日まで27週ランクインしました…が、以降の落ち込みが早かったのが懸念点。2021年最長の通算10週をマークしたBTSの「Butter」もそうですが、首位獲得数が長くても総ランクイン数が短ければ、年間チャートでは上位に食い込めない、というのがビルボードの鉄則(?)です。

予想が当たれば、デビュー曲が年間TOP10にランクインするのは、2019年の年間1位を獲得したリルナズXの「Old Town Road」以来2年ぶりで、女性アーティストではメーガントレイナーの「All About That Bass」が8位にランクインした2014年以来、7年ぶり。

「good 4 u」と「drivers license」が収録されたデビューアルバム『Sour』も、年間チャートTOP10入りすると予想しておりますが、あくまで予想。1月に開催される64回グラミー賞では、主要4部門、計7つにノミネートされました。


出典:Bruno Mars

6位予想は、シルクソニックの「Leave The Door Open」。予想が当たれば、ブルーノマーズは、2011年6位の「Grenade」、2013年8位の「When I Was Your Man」、2015年1位の「Uptown Funk!」、2017年3位の「That’s What I Like」に続く5曲目、アンダーソンパークは初のTOP10入りです。

3月20日チャートで4位に初登場した後、直後に開催された63回グラミー賞でのパフォーマンス効果で2位にランクアップして、登場5週目の4月17日で首位に到達しました。5月22日に2週目の1位を獲得してから、集計終了まで通算37週ランクインし続けております。

予想が当たれば、フィーチャリングアーティストではなく、正式な男性デュオの曲が年間TOP10入りするのは、2013年の年間チャートを制したマックルモア&ライアンルイスの「Thrift Shop」以来7年ぶりで、R&Bにカテゴライズされる男性デュオの曲(非ヒップホップ)としては、ケーシー&ジョジョの「All My Life」が7位にランクインした1998年以来、23年ぶりです。

シルクソニックとしては、2ndシングル「Skate」が14位、3rdシングル「Smokin Out the Window」が5位のヒットに、3曲を収録したデビューアルバム『An Evening with Silk Sonic』も最新の週間チャートで2位に初登場しております。来年の年間チャート、グラミーでは期待できるカモ?


出典:Justin Bieber

7位予想は、ジャスティンビーバーの「Peaches」。首位獲得は初登場した4月3日の1週のみですが、10月までの半年間30週を超えるロングヒット記録しました。

予想が当たれば、ジャスティンの年間チャートTOP10入りは、2016年のワンツーフィニッシュを飾った「Love Yourself」と「Sorry」、リミックスのゲストで参加した2017年2位の「Despacito」に続く4曲目で、ゲストとして参加したダニエルシーザーとギヴィオン2人は、どちらにとっても初のランクイン。


出典:The Weeknd

8位予想は、ウィークエンドの「Blinding Lights」。予想が当たれば、前述のとおり「Save Your Tears」で4曲目の年間TOP10入りということになりますが、「Blinding Lights」は昨年の年間1位を獲得しているので、今回2度目のランクインを2回分(2曲分)とすれば通算5曲目(5回目)ということになります。

年間チャートに2曲同時ランクインさせたのは、2015年に「Earned It」(9位)と「The Hills」(10位)がランクインして以来6年ぶり、自身2回目の快挙で、同じ曲が2年連続で年間TOP10入りしたのは、2016年10位、2017年7位にランクインしたチェインスモーカーズの「Closer」以来です。なお、年間チャートで1位を獲得した曲が、次の年の年間チャートでもTOP10入りしたのは史上初。

「Blinding Lights」は、今年に入ってTOP10滞在週を歴代最長の57週に更新しております。


出典:Doja Cat

9位予想は、ドージャキャットとシザの「Kiss Me More」。4月24日に7位に初登場してからTOP10をキープして、アルバム『Planet Her』のデビューと同日の7月10日で3位まで上昇。以降、集計終了まで通算31週ランクインするロングヒットを記録しました。

予想が当たれば、女性ラッパー(にカテゴライズされる)の曲が年間TOP10にランクインするのは、カーディBの「I Like It」が7位にランクインした2018年以来、3年ぶりで、女性アーティスト同士のコラボレーションがTOP10入りするのは、イギーアゼリアとチャーリーXCXの「Fancy」が4位にランクインした2014年以来、7年ぶりとなります。

この曲には、1982年の年間1位を獲得したオリヴィアニュートンジョンの「Physical」がサンプリングソースとして使われておりまして、TOP10入りは2回目の快挙です。なお、ドージャ、シザにとってはいずれも初の年間TOP10入り。週間チャートで初めて1位を獲得した「Say So」は、昨年の年間11位どまりでした。


出典:The Kid LAROI.

10位予想は、キッドラロイとジャスティンビーバーの「Stay」。8月14~9月4日、9月25日、10月2日、25日の計7週1位を獲得してから、集計終了の11月27日までTOP4をキープし続けております。…が、ランクイン週がわずか19週ということでTOP10入りはビミョウなところ。集計割れしなければ、年間1位も期待できる勢いです。

予想が当たれば、ジャスティンは前述の「Peaches」に続く5曲目、キッドラロイは初のランクインです。


出典:Lil Nas X

「Stay」の代打(っていうのか?)として挙げたいのが、リルナズXの「MONTERO」。4月10日にNo,1デビューして、集計終了まで34週ランクインしました。この曲がランクインすれば、2019年の年間1位を獲得した「Old Town Road」に続く2曲目のTOP10入りです。次のシングル「Industry Baby」も10月23日に週間チャートで1位を、最新チャートで4位にランクインしておりますが、こちらもランクインが17週と少ないのが懸念。


出典:Glass Animals

グラスアニマルズの「Heat Waves」も、チャートインが44週目ということでTOP10入りが見込めなくもないですが、上位にランクインしたのがつい最近で、もっと早くTOP10入りしていれば違ったかもしれない…?


出典:Luke Combs

今年は、ウォーカーヘイズ の「Fancy Like」やルークコムズの「Forever After All」など、男性カントリーシンガーの曲もヒットしました。シングルチャートにはランクインしていませんが、モーガンウォレンの『Dangerous: The Double Album』は年間アルバム1位が濃厚…(と予想しております)


出典:Adele

現在独走しているアデルの「Easy On Me」もは来年に持ち越しですね~

東京都新宿区西新宿7-1-7
新宿ダイカンプラザA館 617号室
新宿駅西口3分
TEL:070-1569-7523
営業時間:10:00~23:00(時間外の施術はご相談ください)
ホームページ
インスタグラム
ツイッター
フェイスブック
女性の方は姉妹店「NADIA」をどうぞ!
友だち追加

コチラもどうぞ!

  1. カルバンクラインの広告を見て思う「ショーン・メンデスに生まれ…

  2. セレーナゴメスの新曲はiPhone11 proでミュージック…

  3. 第65回グラミー賞は女性陣が話題をさらう

  4. 毎日口ずさんじゃう「ダンシンダイナマイッ!!」

  5. 波紋を広げる『サバイビング・R.ケリー』

  6. 【全米チャート】2023年上半期にヒットしたアルバム10枚

  1. 2024.10.17

    ひと口醤油うどんを無料でいただきました

  2. 2024.10.16

    新宿ミロードのフィナーレキャンペーンが開催中

  3. 2024.10.15

    セルフケアに苦戦している方や眉サロン後のお手入れに

  4. 2024.10.14

    iPhoneのバッテリーが2年半で限界を迎えそう

  5. 2024.10.13

    そういう理由もあったんです

  1. 2019.04.17

    【ブラジリアンワックス】長さはどのくらい必要?

  2. 2019.03.20

    ブラジリアンワックスをお客様目線で見た場合

  3. 2019.02.25

    パイパン男性が銭湯やサウナに入った時の反応…

  4. 2019.01.19

    ブラジリアンワックスが「どのくらい痛いのか」について

  5. 2018.09.19

    「VIO脱毛ってアソコを見られるんですよね?」恥ずかしい…

  1. 2019.07.27

    【ワックス脱毛】ご予約の際にご確認いただきたい事項

  2. 2019.04.10

    「顔のワックス脱毛」ってどんな感じでしょう?

  3. 2019.04.04

    衛生管理と消毒法、感染症予防について

  4. 2019.03.15

    【メンズネイルケア+指毛脱毛】はじめました

  5. 2019.03.10

    ヒゲのワックス脱毛について