昨年の夏に解禁された菊池桃子の名盤をひと通り聴き倒し…
年を越し、あっという間にまた次の夏が来たワケですが
シングルのB面(死語)まで網羅したというのに、肝ともいえるあのアルバムが未聴じゃないか…
出典:Amazon
…ということに今さら気づき、ラムー(RAMU)として唯一リリースしたアルバム『Thanks Giving』をヘビロテしているという、で?っていうお話です。
なお、ラムーを聴きそびれていたのは「菊池桃子」のディスコグラフィには表示されないから…という事情(?)がございます。
『Ocean Side』(1984年)同様、シティポップシーンで高い評価を得ていることは知りながらも
レコードチェーンやオークションに並ぶCD・LPがなかなかの価格で、手が出ませんでした。といっても、YouTubeに無断アップロードされていたりはしたんだけど(ね…)
「ヤバい衣装」や「変な踊り」などのネガティブなイメージが先行していたもので、怖いもの見たさのニュアンスでフタを開けてみたら…
出典:範でいこうよ!
全然イケてるじゃないか。
88年以前の“桃子ファン”からすればお茶を濁された感否めずといったところでしょうが、アイドルとしての菊池桃子に触れていないおっさんにとっては、シティポップブームの影響も相まってむしろかっこいい。
出典:範でいこうよ!
ビジュアルもアイドル全盛期より美しく(※個人的主観です)、パフォーマンスからも音楽をたのしんでいる様が伺えます。
シングル4曲中、デビュー曲の「愛は心の仕事です」にはメンバーと佇む画が使用されていますが
その他の3曲とアルバム『Thanks Giving』には本人の顔写真は使用されておらず、そのことからも“アイドル路線”とは一線を画しているプロジェクトであることがわかる(ような?)気がします。
出典:範でいこうよ!
アルバム中(現時点で)もっともお気に入りなのは、オープニングを飾る「Rainy Night Lady」。ロックバンドと宣言していたものの、トーンは均一してブラコン色強めです。ファンクバンドって意味かな?
シングル曲に通ずるアップも無論いいですが、「Two Years After」や「Love Talk」といった冷涼メロウもクオリティが高く
出典:RA MU Topic
ワン&オンリーで幕を閉じてしまったのが非常に惜しいと思う、今日この頃なのでした。いや、むしろ1枚で完結したからこそ“伝説”なのか(?)
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