7月29日にリリースしたビヨンセ6年ぶりの新作『Renaissance』が
【米ビルボード・アルバム・チャート】
『ルネッサンス』初登場1位、
女性による作品として今年最高の週間ユニット獲得
1位 ビヨンセ
2位 バッド・バニー
3位 ATEEZ
4位 モーガン・ウォレン
5位 ハリー・スタイルズhttps://t.co/BFWTY9Ifgt#Billboard200— Billboard JAPAN 洋楽 (@BillboardJP_INT) August 8, 2022
最新のアルバムチャートで1位に初登場しました。これでソロに転身してから7作連続で首位を獲得したということで、デビュー25年目(デスチャ含む)も第一線であることを証明…
したと同時に
【米ビルボード・ソング・チャート】
ビヨンセ「ブレイク・マイ・ソウル」首位獲得、
スティーヴ・レイシー初のTOP10入り
1位 ビヨンセ
2位 リゾ
3位 ハリー・スタイルズ
4位 ケイト・ブッシュ
5位 フューチャー feat. ドレイク&テムズhttps://t.co/Dd4hM6Y0dy#Hot100— Billboard JAPAN 洋楽 (@BillboardJP_INT) August 9, 2022
リードシングル「Break My Soul」も自身8曲目の1位を獲得しました。ここ最近シングルは不発続きだったので、“ビヨンセ名義”の曲としては「Single Ladies」以来約12年ぶりの快挙を達成。
さらに…
出典:Beyoncé
リリース1週間後にはマドンナの「Vogue」をサンプリングしたリミックスも出したので、次週も首位キープはかたいと思われます。
前作『Lemonade』はロックやヒップホップも織り交ぜた(歌詞のどぎつさも含め)難易度の高い快作でしたが、本作『Renaissance』は解放感あるダンスアルバム。
出典:Beyoncé
アメリカよりヨーロッパで受けがよさそうなフロアライク満載です。
ミディアム程度はあるものの、スロウ~バラードは一切なしっていう強気っぷり(?)で、音を途切れさせない構成も含め全盛期のドナサマーを彷彿させるような…
出典:Beyoncé
締めくくりの「SUMMER RENAISSANCE」なんかはかの名曲「I Feel Love」をサンプリングしてるしね、まんまです。
出典:Beyoncé
思えばデビュー作からのヒット「Naughty Girl」も元ネタはドナサマーだったし、華やかでキャッチーなラインは“原点回帰”と…は少し違うけど、前2作のどっぷり重たい雰囲気からは転換された感じです。
そのサンプリング関連では…
待望のニューアルバム『Renaissance』がハプニング続きのビヨンセ。今度はケリスに告発されたサンプリング問題に対応した。 https://t.co/ZCEJGccIjE
— ELLE Japan (@ellejapan) August 3, 2022
出典:@ellejapan
「Energy」に使用したケリスの「Milkshake」でひとモメあったようで、すでに対応済みではあるものの、すさまじい形相(かどうかはわからないけど)で不満をぶつけまくっている模様です。怒らせるとこわそう…
そのほか
出典:Beyoncé
ティーナマリーの「Ooh La La La」を使用した「Cuff It」や
出典:Beyoncé
『Beyonce』のテイストに近い「CHURCH GIRL」にはクラークシスターズの「Center of Thy Will」を下敷きにするなど、サンプリングソースも“メジャーどころ”で聴きやすいです。
出典:Spinnin’ Records
「Break My Soul」のヒットも、この曲をチョイスしたからこそ(…か?)
90’sハウスといえば、ドレイクの新作『Honestly, Nevermind』もしかりで
出典:Drake
ヒップホップフォロワーからは歯に衣着せない批評があがっていますが、おっさんは聴きやすくてわりと好みです。
80’シンセ~90’sハウスの再ブームがきたということは、次はいよいよナインティーズヒップホップか!否か…