はたまた「ダサい」~「古い」など、流行の移り変わりによるものか
そんな(どうでもいい)ことが気になったのは、ここ最近このアルバムをリピートしているから…
出典:Mike What
上田正樹『HUSKY』(1983年)
杉山清貴~オメガドライブの関連曲としてSpotifyに浮上したのがキッカケで、なんとなく聴きはじめたら“あの声”とアーバンサウンドに魅了されてしまいました。
上田正樹といえば、前年にヒットした「悲しい色やね」で知られる…という見出しをつけられがちですが
出典:GT -RII
この曲も無論すばらしいんですけど、ほかにも名曲をたくさん輩出しているということ、こういう系統のも熟しちゃうすごい歌手なんだ~ということを(今さらに)知りました。
『HUSKY』は、「悲しい色やね」のヒット後「MISS YOU BABY」~「レゲエであの娘を寝かせたら」のシングル2曲を発表してリリースされた両曲収録の9thアルバム。
「MISS YOU BABY」は、当時のミュージックシーンを牛耳っていたサザン直系のメロウで、ヒットを途切れさせないよう試行錯誤した感がうかがえます(という個人的感想)
出典:555p3iat
一方の「レゲエであの娘を寝かせたら」は、タイトルからも予想できるラスタ色満載のチルアウト(ってなんだ)で、ヒット云々よりは上田氏のキャラ性を活かして作られた感じ(という個人的感想)
シティポップシーンでも名高いこの曲も最高なんですけど、地味ながらも細やかな仕事っぷりがうかがえるアーバンメロウ「送らないぜ」~まさに“アダルトオリエンテッドロック”と呼ぶに相応しい「Colors」の2曲はおっさんのバイブルになりそうなほどの傑作で、ハマりまくってます。
そんな名曲の数々には「おまえが~」ってフレーズが度々登場するんですけど、当時のサザンやその他のヒット曲でも「お前」との二人称が使われていたのに、90年代以降の曲では滅多に耳にしなくなったな~
出典:Mr.Childen Official Channel
「君」が主流になったからかな、それとも昨今厳しい「モラル」の問題なのかな…とモヤモヤした彼是をネタにした次第です(え?)
あとは、ジェンダーレスの影響もあるのかな。お前って呼び方は「男性らしさ」を強調しているような印象ですが、その垣根をなくそうとしている現代には見合わないというか…
まあ、そんなこんな色んな要素を含めてかわってきたんだろうってことで受け流しましょう(え~)
出典:ライブハウス磔磔 – TAKUTAKU –
最後に、先月開催されたライブを拝見しましたが、上田正樹節は健在も健在。超現役…というか、歳を重ねたからこそ味が出る人の典型というほど魅力が溢れております。
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