昨日のアルバムチャートに続き…
本日は2019年の年間シングルチャート(全米チャート)予想です。もちろん誰にもたのまれてません(え)。ませんが、毎年この時季は勝手にやらせて頂いております。
ちなみに…
2018年のトップはドレイクの「God’s Plan」でした。ここでも綴りましたが、日本人目線でいうとインパクトに欠けるというか、「この曲が1位すか~?」と漏らしてしまいそうになる(※個人差があります)。
で、今年の1位予想はというと…
出典:Lil Nas X
リルナズXの「Old Town Road」です。予想というか、1位に関してはこの曲で間違いないかと思われます。というのも、マライア&ボーイズⅡメンの「One Sweet Day」(1995年)と、ルイス・フォンシ&ダディー・ヤンキーの「Despacito」(2017年)がもつ16週を上回る、歴代最長の通算19週1位を記録したから…
ヒットの要因は、動画アプリTik Tokで使われたことと、マイリーサイラスのパパでカントリーシンガーのビリーレイサイラスをフューチャーしたリミックスが世代を超えてバカ受けしたこと。この曲に便乗して、カントリーを取り入れてヒットに繋ごうとしたアーティストも多々見受けられましたが、二番煎じはやっぱりダメです。
出典:Billie Eilish
2位予想はビリーアイリッシュの「Bad Guy」です。首位獲得は1週のみですが、およそ6か月近くTOP10に居座り続けるという驚異的なロングヒットを記録しました。ビルボードチャートは、「何週1位を獲ったか」より「何週間ランクインしたか」が年間チャート上位に食い込めるポイント…で、あります。
同曲が収録されたビリーちゃんのデビューアルバム『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』は、年間アルバムチャートで1位を獲るんじゃないかと予想しております。音楽性、ビジュアル共に奇抜でインパクトはあるものの、若干一発屋のニオイがするのは気のせいでしょうか…(?)
出典:Post Malone
3位予想は、ポストマローンとスワエリーとのコラボ曲「Sunflower」。映画『スパイダーマン スパイダーバース』のテーマ曲に起用され、映画のヒットと共に今年1月No,1をマークしました。「Bad Guy」同様、首位獲得は1週のみですが、上位に居座り続けたことがポイント(長かった~)。
過去のヒット曲と比較しても、とびぬけてポップ色の強い「Sunflower」。映画のテーマ曲だからカラーが違うのは致し方ないけど、お茶を濁されたファンも少なくない…かもしれない。とはいえ、個人的には好みの曲です。今さらながらに、フジロックをスルーしたことに後悔する…
出典:Jonas Brothers
4位はジョナス・ブラザーズの「Sucker」。4位はあくまで予想ですが、TOP10入りは間違いないかと思われます。2013年末に活動を休止し、今年3月に同曲で6年ぶりの復帰を果たしたイケメン(?)3兄弟。グループとしてのシングルチャート1位、そして年間チャートTOP10入りは初の快挙です。
活動休止期間には、次男のジョーがDNCEというバンドを組んで「Cake By The Ocean」を大ヒットさせ、三男ニックはソロアルバムを2作連続でTOP10入りさせました。彼らの活動が、グループ再結成を大成功に導いたのカモ。現在は、「Only Human」という曲がチャートを上昇中です。
出典:Halsey
5位予想は、ホールジーの「Without Me」。自身の楽曲としては初の全米1位を獲得し(2週)、TOP10にも長期間滞在しました。リルナズXが首位を独占し続けたこともありますが、今年は首位獲得数よりランクイン数の多い楽曲が上位を占めております。
前作からのシングル「Bad at Love」が最高5位をマークして、この曲でピークをむかえたホールジー。しかしながら、BTSとコラボした「Boy With Luv」がいささかズっこけて、その後リリースした「Nightmare」、「Graveyard」もはずしまくってます。来年1月に「Without Me」も収録されるサードアルバムを発売する予定。
出典:Lizzo Music
このあたりから怪しく(?)なってきますが、6位はリゾの「Truth Hurts」予想です。盗作疑惑でも賑わせた同曲は、イギーアゼリアの「Fancy」と並ぶフィーメールラッパー歴代最長の通算7週1位をマークし、フューチャリングアーティストなしの楽曲としては、単独トップに躍り出たワケです。
この曲も収録されたデビューアルバム『Cuz I Love You』も、最高位は4位ながらTOP10にランクインし続けております。個人的には、「Truth Hurts」より「Juice」の方が面白かったかな(特にビデオ)。今年は、前述のビリーアイリッシュとリゾが「ブレイクアーティスト」の代表格といえる大活躍をみせました。どっちもファーストインプレッションからして凄い。
出典:Post Malone
7位予想はポストマローンの「Wow」。7位かどうかは定かでないものの、TOP10入りはかたそうで、2曲をランクインさせた唯一のアーティストでもあります。ちなみに、2018年も「Rockstar」(5位)と「Psycho」(6位)の2曲を年間TOP10にランクインさせております。かつてのマライアみたいな圧倒的存在感(?)
「Wow」と前述の「Sunflower」、それから「Goobyes」と現在大ヒット中の「Circles」4曲全てをTOP3入りさせたポストマローンのサードアルバム『Hollywood’s Bleeding』も、2019年最長の通算5週No,1を記録しました。このアルバムを聴いていると、これを「ヒップホップ」にカテゴライズするのはどうなんでしょう(と思う)。
出典:Ariana Grande
8週間のNo,1をマークした、アリアナグランデの「7 rings」もTOP10入りは間違いない…として、8位に予想をたてます。(いろんな意味で)インパクトは絶大だったものの、ランクイン数が他の曲よりも少ないことが懸念点で、もっと順位が低い可能性も否めない。
アリアナちゃんは、この曲の他にも7週トップを維持した「thank,u next」を全米1位に送り込んでますが、「thank,u next」は前年の集計期間と分散してしまっているため、TOP10入りは難しそう(かな?)。しかしながら、集計割れしなければ上位ランクインが期待できたと思われます。
出典:Shawn Mendes
9位予想はショーンメンデス&カミラカベロの「Señorita」。前年からのラテンブームに則り、こってこて且つ古典的なデュエットで老若男女を虜(?)にしました。この曲も1位は1週ですが、3か月間くらいTOP5にランクインし続けてます。アリアナ同様、次年と集計割れしなければ順位はもっと上かも。
この曲がヒットしたタイミングで交際を明るみにした、ショーン&カミラ。<2019 MTV VMA>での濃厚パフォーマンスはある意味反則です。あれがあったから、こんなに売れたんだろうな~って…(アメリカ人が好きそうなやつ)。個人的にはショーン君のソロ曲「If I Can’t Have You」の方が好みでした。この曲もTOP20にはランクインするかも。
出典:Khalid
ラストはカリードの「Talk」。最高位は3位ながらも、40週を超えるロングランに至り、自身、そして2019年を代表する一曲といえる大ヒットとなりました。カリードは、この曲の他にも「Better」(8位)、ホールジー&ベニーブランコとコラボした「Eastside」(9位)の計3曲をTOP10に送り込んでます。
これらが収録されたセカンドアルバム『Free Spirit』で、自身初の全米首位獲得を果たしました。アルバムの中でも、たしかし「Talk」は群を抜いてよかった!容姿は歌い込み系っぽいのに、実際は割とライトな感じなのも好みです。
出典:Marshmello
予備軍としては、マシュメロ&バスティルの「Happier」もTOP10入りの可能性が高そう。この曲も、年度をまたがなければ間違いなランクインしたと思あいますが、結果はフタを開けてみなければわからない…
出典:Ed Sheeran
あとは、ジャスティン・ビーバー&エドシーランの「I don’t care」も可能性がなくはなさそう。初聴は「またこのパターンか~」って感じだったけど、何やで定番がいいって思わされた傑作です。
そんなワケで、長々と綴ってみました2019年の年間シングルチャート予想。アルバム共に実際の発表は12月の2週目あたりかと思われます。答え合わせはまた、その頃に…
東京都新宿区西新宿7-1-7
新宿ダイカンプラザA館 617号室
新宿駅西口3分
TEL:070-1569-7523
営業時間:10:00~23:00(時間外の施術はご相談ください)
ホームページ
インスタグラム
ツイッター
フェイスブック
女性の方は姉妹店「NADIA」をどうぞ!