施術後は、毛嚢炎や炎症、ニキビなどの肌トラブルを起こしやすくなります。以下の詳細をご確認頂き、しっかりとアフターケアを行ってください。ご不明点・ご質問等がありましたらお問い合わせ頂き、気になる症状等があらわれた場合は専門医にご相談ください。
- 施術後の赤みについて
施術後はいずれの部位も赤みが生じますが、アンダーヘア(VIO脱毛)やワキは毛根が強く毛量も多いので、肌へのダメージが大きく赤みも出やすいです。また、二の腕や背中などの敏感な部位も、赤みが強く出ることがあります。
赤みについては通常数時間で落ち着いてきますが、肌質や毛量により個人差があり、2~3日残るケースもございます。また、正しいアフターケアをしないと、赤みが残るだけでなく、肌荒れや炎症を起こす可能性もあります。
- 当日の入浴について
赤みを落ち着かせるためにも、脱毛をした当日は湯舟には入らずシャワーだけにして、お湯を施術部位に直接当てないようにしてください。
洗う際もスポンジやボディタオルなどでこすらず、お肌にやさしいボディーソープを泡立てて、やさしく洗うように心がけてください。フェイシャルワックスをした直後は、スクラブやニキビ用の洗顔フォームなど、刺激の強いものは使わない方が良いです。
- 脱毛後の保湿について
脱毛後は肌が乾燥状態になるため、保湿していただく必要があります。
施術から2~3日は毛穴が開いた状態なので、脱毛直後に乳液やクリーム系の保湿剤を使用すると、毛穴に油分が詰まりニキビなどの肌トラブルに繋がりやすいです。
施術後7~10日は、普段使い慣れている保湿力の高い化粧水でのケアをおすすめします。特殊な成分を含むものは避けてください。
- VIO脱毛後のケアについて
VIO脱毛(アンダーヘア)後の保湿につきまして、ボクサーパンツやブリーフを履かれている方は、下着の中である程度湿度が保たれるため、過度な保湿をするとニキビなどの肌トラブルを起こすことがあります。
陰部の保湿については、入浴後や乾燥が気になった際、さっぱりした化粧水をかるく当てる程度にしてください。
不衛生な状態を避け、衛生的で肌にやさしい素材の下着を着用してください。汗をかきやすい方は、ムレ防止のため当日~翌日は通気性の良いトランクスがおすすめです。
- 背中脱毛後のケアついて
背中は見えない、手が届かない部位なのでケアがし難いですが、敏感なので赤みや肌トラブルを起こしやすい部位でもあります。
シャワーを浴びる際はお湯の温度を低めに、直接当てず、やさしく洗うように心がけてください。汗をかいた場合はシャワーを浴びるか、アルコール成分を含まないウェットシートで拭き取って乾燥させましょう。
肌に刺激を与える可能性のある衣類の着用は避けてください。何かしらの原因で痒くなった場合もかきむしったりせず、冷水を含んだコットンなどを当てて冷やすなどの対応をお願いいたします。
- イングロウン(埋もれ毛)の予防
イングロウン(埋もれ毛)は、表皮にたまった角質が毛穴をふさぎ、生えてきた毛が表皮を突き破れず、中に埋もれた症状のことをいいます。
埋もれ毛の予防をするため、毛が生え変わるタイミング(7日~10日程度)からスクラブクリームを使って施術箇所をマッサージします。使用する商品により異なるケースもありますが、タオルドライをした後、2~3分ほどやさしくマッサージすると効果的です。
- 毛嚢炎について
毛嚢炎は、施術で傷ついた毛穴(毛包部分)に細菌が混入することで引き起こす炎症です。
脱毛が原因ではないケースもありますが、施術後に炎症することは多く、とくに蒸れやすく皮脂が多い箇所にできやすいため、VIO(ブラジリアン)の施術後は注意が必要です。
毛嚢炎を予防するには、施術前後いずれも肌を清潔に保ち、保湿することが重要です。
毛嚢炎は通常1~2週間で治るとされていますが、治りにくく、違和感や症状の悪化などがみられる場合は、ご自身で判断せず早めに皮膚科での診断を受けてください。
- 施術後の注意点
施術当日は肌を落ち着かせるため、入浴、激しいスポーツ、飲酒は避けてください。性行為、自慰行為など衛生的に問題のある行為もNGです。
施術から2~3日は毛穴が開いた状態なので、雑菌が侵入しやすくなります。その間、日焼け、海水浴、不特定多数の人が利用する入浴施設やプールの利用は避けてください。
タトゥーを入れる予定の方は、肌への負担を考慮して前後1~2か月はあけた方が良いです。タトゥーを入れたばかり、もしくは入れる予定という方は、事前にご相談ください。施術をしてすぐにタトゥーを入れると、肌が炎症するなどのトラブルを起こし、危険です。